感想・レビュー
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risako
4
ロッキー山脈の東側に住んでいたショショニ族の物語。ショショニ族でいちばんの有名人であろうサカジャウエア(米国人として初めて西部横断を達成したルイス・クラーク探検隊の通訳を務めた女性)、インディアンと米国(白人)との紛争で米国側の斥候を務めた当時のショショニ族酋長のワシャキー、そして現在(出版当時の80年代)、ショショニ族がいるウィンドリバー居留地に住むショショニ族のトム・トーマス(仮名)の三人を取りあげながら、ショショニ族の歴史と特徴、アメリカのインディアン問題の歴史をわかりやすく論じている。2020/06/09