内容説明
“ヤオハンの和田一夫”が「インターネット経営相談」を始め、不死鳥のごとく、挫折から立ち上がった。ヤオハンジャパンは倒産したが、失敗の経験を生かして新たな人生を始めたのだ。経営責任の重荷を背負いながらも、無一物=ゼロになったからこそ見えてきた経営の世界…。和田一夫ならではの人生哲学が、混迷する日本経済界に大きな一石を投じる。
目次
プロローグ ヤオハン倒産からの三年半
第1章 新時代の「富」の考え方と「経営の心」
第2章 失敗から学ぶ
第3章 事業の「動機」と「夢」と「志」
第4章 思い通りになる世界
第5章 企業経営も人生の修業
第6章 「創造的な破壊」が求められている
第7章 オンリーワンの経営を目指そう!
第8章 ITが二十一世紀を拓く
第9章 飯塚へ架ける大いなる夢(和田一夫復活への道標)
著者等紹介
和田一夫[ワダカズオ]
1929年、熱海の八百屋の長男として生まれる。年商1000万の八百屋を、世界16カ国グループ総売上、5000億円までの国際流通企業ヤオハングループへと成長させた。「祈りの経営」は出店したすべての国の国民達を感動させ、経済界に、とりわけ流通業界に多大な影響を与えた。1997年9月18日、ヤオハンジャパン倒産により責任をとり、すべてのヤオハングループの役職を辞任する。約半年の謹慎蟄居を経て、カンパニードクターとして、70歳からの再起に挑戦する。現在、「アイ・エム・エーグループ」を設立し、21世紀を担う若手起業家を育てている
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。