感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
つねじろう
74
そうこうやってニャロメを改めて読み直すとつくづく魅力的なキャラクターだと再認識する。同時期にニャロメを体験してた頃はその魅力を語る事は出来なかったけど、子供の本能で嗅ぎ分けて皆ノート片隅に年賀状にニャロメを描いてたんだと思う。ニャロメは心震わすいい奴なんだって。メチャメチャ男前じゃんかって。周囲の無理解とキャラ的な信用の無さのギャグ的ブレンディングの妙は天才的。そのニャロメだけにフォーカスして文庫にした筑摩書房はえらいと思うしありがとうと言いたい。あまりお節介はしたく無いけどこの本は読んで欲しいなぁって。2016/06/02
なると
51
図書館で借りました。私が生まれる前の漫画だった。全体的に凄いハイテンションなの。そしてなかなかに人間の本質を突いていて凄い。みんなしてニャロメの扱いがそれはもう酷いのよ、まぁニャロメの反撃も酷いのだけど。でもニャロメ、本当はイイ奴で男前。メンタルも強すぎ。ニャロメの様にくじけず生きてい行こうと思ったよ。加えて、コーヒー飲みながらカフェで読んだけど、ブッて吹きこぼしそうになった。いや~面白かった!2021/05/03
旗本多忙
13
昨日、出掛けたついでに書店に寄った。当然ながら目の前の書棚にはあらゆる本がぎっしり、書名も内容も忘れたが、自分の気を引くような本があった。少しばかり捲ってみた。価格は?高い!14,000円もする。発行は白水社のものだった。私には、ここまで出して本を買う気にはならなかったので、ちくま文庫から出ている、赤塚不二夫の「ニャロメ」を立ち読みした。もーれつア太郎で誕生したニャロメ。ニャロメが主役のものばかり何話か載っている。つい先頃「おそ松くん」が流行っていたが、やはり赤塚マンガは童心に帰れる。2016/12/12
コノヒト
2
みんなご陽気に歌うから、馬鹿っぽいというか力が抜ける。コマ割りの緩急。ニャロメの愛嬌。2019/09/16
てらさか
1
前半はドタバタで、「人間なんて大嫌い!」なニャロメだったけど、後半(ほんとに最後の最後っぽい)ではデコッ八と仲良くやったり「初めて信用してくれたニャ…!」と感動したりでよかった。でも好きな話はべしが食べられそうになる話だったりする。2021/06/28