内容説明
文化二年、富士の裾野愛鷹山麓で城の設計をめぐり、二大築城家、赤針流熊木伯典、賛四流佐藤菊太郎が迫真の築城問答を展開する。菊太郎有利の情勢は、奸智にたけた伯典の策略で意外な結果に…以後三代にわたる両家の対立を江戸~明治にわたる時代とともに壮大なスケールで描く大長編小説。
文化二年、富士の裾野愛鷹山麓で城の設計をめぐり、二大築城家、赤針流熊木伯典、賛四流佐藤菊太郎が迫真の築城問答を展開する。菊太郎有利の情勢は、奸智にたけた伯典の策略で意外な結果に…以後三代にわたる両家の対立を江戸~明治にわたる時代とともに壮大なスケールで描く大長編小説。