ちくま文庫<br> アジア道楽紀行

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ちくま文庫
アジア道楽紀行

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  • サイズ 文庫判/ページ数 189p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784480034571
  • NDC分類 292.09
  • Cコード C0126

内容説明

バックパックツアーにも魅力はある。確かに若い時には楽しいけれど、いつまでも激安旅行ばかりじゃ能がない。たまには真っ当な大人の旅をしてみたいと思いませんか?オリエントエクスプレスで旅したり、優雅に船でアジアの国々を廻るのもまた一興。ちょっとした工夫とやりくりで夢のようなゴージャスな旅行ができる!?文庫オリジナル。

目次

たまには、ちょっと贅沢な旅を、アジアで
オリエント急行で行くマレー半島の旅
アジアをクルージング
極上のホテルでゆったりとした時を
ジャングルを歩く贅沢な思索の旅
海のリゾートで何もしない…
口福の一日。鼎泰豊と馥園
旅に出る前に(旅のファッション;ついでに、写真講座;お供にする本について)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヴェネツィア

269
森枝卓士氏といえば、アジアの奥深くにまで潜り込み、その地ならではの食を求めて路地裏から屋台にいたるまでを渉猟する、というのが私のこれまで抱いていた勝手なイメージだった。ところが、今回の紀行はいずれも豪奢を尽くしたものばかり。例えばオリエント・イクスプレスであり、ラッフルズ・ホテルにタイ最高級のクラビ・リゾート等々。それは快適だろうと思う。お金さえあればねえ。篇中で最も行きたいところを挙げるならマレーシアのムル国立公園かな。濃密なばかりの熱帯雨林に囲まれている上に、なにしろ、甲虫類の宝庫のようなのだ。2017/03/16

てくてく

3
アジアの道楽としては筆頭に来るであろうオリエント急行、コロニアルの雰囲気のある豪華ホテル、正規価格で1人100万というクルージング、管理された自然の中のホテル滞在などを取り上げて紹介した一冊。この本の後に建築された豪華ホテルなどについてどのような印象を持つのだろうか。ただ、昆虫を土産として日本に持ち帰ろうとした点(途中で脱走されたので未遂)は、ネタとしてもどうにも感じが悪かった。2014/10/26

2兵

1
アジアに詳しいジャーナリストとして著名な森枝卓士氏による旅行エッセイ。写真も豊富で、紀行文としても、ガイドブックとしても軽く読むことができる一冊。「道楽」とある通り、一般庶民にはとても手が出せない様な高いホテルやレストラン、アジアを走るオリエント急行(!)などで、作者が如何に贅を尽くした宿に泊まり、如何に美味い食事を取り、如何にゴージャスに楽しんできたかが書かれている(笑)。森枝さんなので食べ物の情報が多め。出版されたのが九十九年なので古い情報も多いが、最後の「旅に出る前に」の章などは、今でも役立ちそう。2019/07/07

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