ちくま文庫<br> お気に召すまま―シェイクスピア全集〈15〉

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ちくま文庫
お気に召すまま―シェイクスピア全集〈15〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 222p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784480033154
  • NDC分類 932
  • Cコード C0197

内容説明

ド・ボイス家の末弟オーランドーは、長兄オリヴァーから逃がれ、アーデンの森に入る。オーランドーに一目惚れした前公爵の娘ロザリンドも、従姉妹のシーリアとともにアーデンの森へ向かう。男装し、羊飼いとして暮らすロザリンドを本人とは気づかず、オーランドーは恋の告白の練習をするが―。アーデンの森を舞台に数組の男女が繰り広げる恋愛喜劇。

著者等紹介

シェイクスピア,W.[シェイクスピア,W.][Shakespeare,William]
1564‐1616。イギリスの劇作家・詩人。悲劇喜劇史劇をふくむ36編の脚本と154編からなる14行詩(ソネット)を書いた。その作品の言語的豊かさ、演劇的世界観・人間像は現代においてもなお、魅力を放ち続けている

松岡和子[マツオカカズコ]
1942年、旧満州新京生まれ。東京女子大学英文科卒業。東京大学大学院修士課程修了。翻訳家・演劇評論家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ケイ

153
ブラヴォー! と観客はなっただろう。途中も何度もくすくす笑う恋人たちの行き違い。解説を読めば当時の笑えない状況に驚くも、木こりや羊飼いの楽しさを鮮やかに描くことで場の雰囲気を盛り上げる展開はやはり天才。そして、この若きオーランドーよ。エリザベス一世時代に上演されたこの劇のなかで、際立つ強さと美しさを持つ若い貴族。ヴァージニア・ウルフのオーランドーが重なる。ウルフは彼に更なる生命を与えたわけだ。ウルフも天才。2022/01/06

KAZOO

88
恋愛喜劇で非常に小気味のいいセリフがポンポンと出てくる感じがします。やはりこれも松岡さん独特のセリフ回しなのでしょうね。今様の感じが非常にうまく出ていて、オーランドーやロザリンドのやり取りなど素晴らしいものだと感じます。本物の芝居を見て見たいきがします。2015/09/11

絹恵

35
もしかしたら、女にも男にもならなくていい瞬間、愛が始まるのかもしれません。戯れの告白予行練習が、混じり気のなかった気持ちを拗らせて真実を隠してしまいます。でも溢れる想いは、本当に見たいを映します。それなら、この目に映すものは、この耳に沈む声は、触れたい心は、お気に召すまま。2017/10/14

フム

32
こちらも感想が遅れた。みんなで読むなら喜劇の方が楽しいかも、ということで選んだ。かつて宮廷を追われた父と同様に、追われるものとなったロザリンドが男に身をやつし、自分に恋するオーランドーと対面する場面がおもしろい。当時の女性は男性に対して受け身であっただろうに、男装したロザリンドが勇ましく積極的なことがなんとも小気味よかった。この「お気に召すまま」は1599年エリザベス一世の前で、シェイクスピアの属していた宮内大臣一座が上演して見せたのが、初演だったらしいというのも興味深い。女王は喜んだことだろう。2021/07/12

鐵太郎

29
かの有名な、「この世界すべてが一つの舞台、 人はみな男も女も役者にすぎない。 それぞれに登場があり、退場がある──」という台詞が見られる一編。不幸な身の上にありながら知性と当意即妙の才を駆使して活躍し、大団円に導く主人公女性の溌剌ぶりと、純真に愛を求める青年の姿に、観客は喝采したでしょう。シェイクスピアお得意の丁々発止の台詞の応酬やさまざまな組合せの恋人たちの行き違いも素敵。男性に身をやつしたロザリンドが女性の姿を演じ、そしてそれを当時演じたのは女装の少年たちだったなどと、ややこしい組合せが面白い。2022/06/15

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