ちくま文庫<br> 詳注版シャーロック・ホームズ全集 〈2〉

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ちくま文庫
詳注版シャーロック・ホームズ全集 〈2〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 621p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784480032720
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ホームズ

32
『緋色の研究』『まだらの紐』『入院患者』『独身貴族』。やはり『まだらの紐』『入院患者』が好きだな~(笑)注釈がマニアックというかなんというか(笑)当時の事が分かるものや便利な物も多いけど大半はマニアックな感じで(笑)ページ全部が注釈って言うのも凄いな(笑)『まだらの紐』に登場する沼毒蛇について真剣に調べたりとか(笑)2013/04/27

へいっち(ت)♪

31
親戚の家で読み始め、途中でやめられず持ち帰ってきた本。依頼人の姉が結婚前に謎の死を遂げる。夜に聞こえる口笛・姉の最後に残した言葉「まだらの紐」の意味。そして早く手を打たねば・・・と行動するホームズの推理。「利口な人間が悪事を企むと本当にたちが悪い!」2014/11/15

しんすけ

14
「緋色の研究」、「独身貴族」など4編が収録されている。 「独身貴族」ではワトスンの結婚回数に関わる一つの解釈が示されている。 冒頭に「それは私が結婚する二、三週間ほど前」と記述されている。 ワトスンは「四つの署名」でメアリー・モートンと結婚したのだが、上記事件の発生時期に照らし合わせると問題が生じる。 「独身貴族」は1886年の事件で「四つの署名」は早くとも1887年の事件だ。この記述をまともに取れば、ワトスンはメアリーと結婚する前に他の女性と結婚していたことになる。 2020/08/14

ぽま

10
『緋色の研究』『まだらの紐』『入院患者』『独身貴族』を収録。研究家諸氏の突っ込みが激しいのは、やはり『まだら』。作者本人も最も気に入っており、また読者人気も上位であるこの作品については、その鍵である「蛇」の正体について熱い議論が飛び交っている。本来、蛇は聴覚がなく、ミルクは飲まず、紐を登るなんて芸当は出来ず、おまけに、咬んで十秒で対象を死に至らしめる毒を持つ種は存在しないという。その正体の確定については、クローバー氏の「ドクトカゲとコブラを掛け合わせたモノ」という珍説がお気に入りなんですけど、どうでしょ?2012/10/17

ソルト佐藤

6
緋色の研究を2度目に読むのでせっかくだからと注が多い版にする。予想以上に注が多い。本編よりも注がおおかったりもしたり(笑 当時の世相もわかって面白い。ところどころでワトソン、というかドイルのミスへのつっこみも楽しい(笑 ただ、この注、二部のアメリカ編になるとめっきりと減る。ホームズ好きはアメリカに興味がないのか。いっしょにのっている、まだらの紐なども読む。まだらの紐以外はそんなに良い作品ではないけれども、それでも、導入部の奇妙な状況は読み手を引き付ける。ホームズの面白の一つはやはり奇妙は発端なのだと認識。2018/07/21

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