内容説明
恋に焦がれ、自由を求め、より高い表現をめざし、十七歳で命を閉じた〈山田かまち〉。そのミドルティーンの揺れ動く精神の全軌跡を集大成。かまちが残した十八冊のノートに書き留められた詩、歌詞、断章、感想、批評、物語、デッサン、漫画、楽譜などから、彼の心の成長と動きがよくあらわれているものを精選して収録した。上巻には、中学一年から浪人の時期のものを収めた。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Amuro
2
下へ2022/09/25
@25
1
山田かまちのノート<下>はすでに入手済みだったのでこちらを。高校一年時、エレキギターの練習中に感電死した夭折の詩人、山田かまち。彼の紡ぐ詩は荒々しく強く激情に満ちていて、それでいて未完成の美しさがある。2021/03/16
JUN
1
詩は本当に難しいが、例えば佐藤真弓さんに宛てた手紙の中で、「しかし、ぼくは勝利や成功だけを考えて機械のように生きている人間とは違う。そんなふうにはなれない。なぜなら考えていけばいくほど、人間のすばらしさはそのこと以外の方にあることがわかってくる。」なんて文章が中学生に書けるかな???天才だな。2013/06/01
saki
0
ひとまず2005/01/01
吉田良二
0
友人がかまちのファンで手にとった。今日では中二病といわれそうなノート。2013/01/30