内容説明
1960年代半ば、「ウルトラQ」放送開始に沸く円谷プロに、一人の若者が迷い込んだ。特撮の神様円谷英二を始め、怪獣番組に情熱を燃やす人たちのなかで、若者もスタッフとの恋や友情、離別を味わいながら、監督として怪獣作りの奇妙な魅力の虜となっていく。テレビが生んだ最強のヒーロー、ウルトラマンを作った男たちの青春をいきいきと描いた傑作小説。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ネスミス
2
実相寺昭雄監督の自伝的小説。フィルムの頃のテレビ番組を支えた熱い男たちの物語。「ウルトラマン」は良かったけれど「ウルトラセブン」はちょっとね…という雰囲気はあるものの、それなりに読んでいて面白い。2019/06/25
コウみん
1
ウルトラマンの制作秘話。 著者の本は前から結構読んでいてウルトラマンの制作の話を素直に聞ける。 ウルトラマンを輝いてくれた怪獣を作る人と演じる人、そして、脚本家などウルトラマンは様々な男たちによって生まれた作品である。2025/04/10
furutpp
0
ウルトラマンの関連本を読んでいれば読んでいるほど、この本の味が濃くなり、スタッフの名前なんかも知っているとビジュアル的にイメージしやすくなると思う。これから改めて映画秘宝の研究読本シリーズを読むのが楽しみ。2015/01/12
-
- 和書
- 未来の夢 - 詩集