内容説明
地域主権時代の条例づくりに求められるものは何か。自治体の課題解決・政策実現のため、自治体職員が身に付けるべき政策法務の極意と手法を伝授する。
目次
政策法務論の意義と本書の構成
条例のあり方をめぐる重要な判例理論
条例のベンチマーキング
住民の考えが反映される政策・条例
自治基本条例・議会基本条例の進化
パブリック・コメント制度と審議会制度
公共サービス改革条例
政策財務と債権管理条例
第三セクター統制条例
自治体の財政再建と政策法務
行政不服審査法・行政手続法改正と政策法務
地方公務員制度改革と政策法務
地方分権改革と条例制定権
地域主権改革と自治体(特に市町村)の対応
政策法務と公共哲学
著者等紹介
田中孝男[タナカタカオ]
九州大学大学院法学研究院准教授。1963年北海道生まれ。1986年北海道大学法学部卒業。同年から2005年まで札幌市役所に勤務、市税の徴収現場、法規審査・訴訟事務、民間企業の経営計画策定・展開に関する長期派遣研修、市営交通事業の経営管理・料金制度管理、文部科学省所管の公益法人設立、市の組織管理、市の政策研究等の業務に携わる。2005年3月から九州大学大学院法学研究院助教授、2007年から現職(制度変更により職名変更)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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