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ちくま文庫
天皇百話〈下の巻〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 830p/高さ 15X11cm
  • 商品コード 9784480022899
  • NDC分類 288.41
  • Cコード C0136

出版社内容情報

現人神から人間へ。敗戦のなか、劇的な転回を遂げる天皇裕仁。米ソが睨み合う中で世界は急変し、日本の経済は驚異的な発展をする。戦後の国際社会のなか、天皇はどのような道を歩んだのか。本巻では1945年(昭和20)の敗戦から高度経済成長時代をへて、その死までを追う―天皇との会見(ダグラス・マッカーサー)、天皇に責任なし、敗戦の責・我にあり(東条英機)、人間宣言の秘録(藤樫準二)、巡幸中の陛下(大金益次郎)、あらかん天皇紀(竹中労)、空虚の中心(ロラン・バルト)、苦しかったのは戦友を失ったことです(小野田寛郎)、封印された天皇の「お詫び」(橋本明)などを収録する。

内容説明

現人神から人間へ。敗戦のなか、劇的な転回を遂げる天皇裕仁。米ソが睨み合う中で世界は急変し、日本の経済は驚異的な発展をする。戦後の国際社会のなか、天皇はどのような道を歩んだのか。本巻では1945年(昭和20)の敗戦から高度経済成長時代をへて、その死までを追う―天皇との会見(ダグラス・マッカーサー)、天皇に責任なし、敗戦の責・我にあり(東条英機)、人間宣言の秘録(藤樫準二)、巡幸中の陛下(大金益次郎)、あらかん天皇紀(竹中労)、空虚の中心(ロラン・バルト)、苦しかったのは戦友を失ったことです(小野田寛郎)、封印された天皇の「お詫び」(橋本明)などを収録する。

目次

『8月15日の子供たち』より(あの日を記録する会編)
首相になる前の私の心境(東久迩稔彦)
帝国ホテルの暁夢(重光葵)
昭和二十年九月九日の陛下の手紙(橋本明)
天皇、マッカーサー元帥を訪問(『石渡荘太郎伝』)
天皇と会見した米記者(週刊新潮編集部編)
米人記者への天皇の回答(幣原喜重郎)
天皇・マ元帥会談への苦慮(藤田尚徳)
天皇との会見(ダグラス・マッカーサー)
天皇を撮ったカメラマン(ジェターノ・フェーレイス)〔ほか〕

著者等紹介

鶴見俊輔[ツルミシュンスケ]
評論家。1922年、東京に生まれる。42年ハーバード大学哲学科卒業。同年8月交換船で帰国したのち、バタビヤ在勤海軍武官府につとめる。46年「思想の科学」創刊に参加。65年にはベ平連結成にも参加する。幅広い知的関心を基盤に、生活のなかの哲学を作り上げている

中川六平[ナカガワロッペイ]
ジャーナリスト。1950年、新潟県に生まれる。同志社大学入学後、ベ平連運動に加わり、山口県岩国市で反戦喫茶「ほびっと」の初代マスターをつとめる。東京タイムズに入社、社会部、文化部を経て85年退社。現在、フリー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ヨウゾウ

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昭和20年8月15日の終戦から昭和64年1月7日の崩御に至るまでの、各界各方面の昭和天皇に関する記録。 昭和天皇の戦争責任論についての志賀直哉の “天子様に責任はない、然し天皇制には責任はある”という意見に同意です。 戦前·戦中は軍部に、戦後はGHQに政治的に利用され、崩御迄戦争責任を感じつつ世界平和を祈っておられた昭和天皇の一生は果して幸せだったのでしょうか? 最近のマスコミの皇室報道による皇室離れが心配です。2025/01/22

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