筑摩選書<br> 議会制民主主義という神話―イギリス近代史の真実

個数:
電子版価格
¥2,035
  • 電子版あり

筑摩選書
議会制民主主義という神話―イギリス近代史の真実

  • ウェブストアに2冊在庫がございます。(2026年10月28日 00時26分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 46判/ページ数 288p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784480018397
  • NDC分類 312.33
  • Cコード C0331

出版社内容情報

議会制民主主義のモデルとされるイギリス議会政治は本当はいかにして成立したのか。グラッドストンとディズレーリの「奇蹟の十年間」に英国近代史の真実を探る。


【目次】

内容説明

「議会制の母国」といわれるイギリスにおいてすら、議会は民主主義を実現するために形成されたものではない。成り立ちの異なる議会と民主主義の相性は悪く、今日その破綻が指摘されている。では本来イギリス議会政治とはどのようなものか。その転換点となったディズレーリVS.グラッドストンによる「奇蹟の一〇年間」(一八六六~七六年)にイギリス政治は、地主貴族階級主体の貴族政治から、労働者階級までを取り込んだ大衆民主政治へと転換を遂げた。この原点からイギリス議会政治の本質を捉え直す。

目次

序章 議会制民主主義という神話
第一章 自由主義のためのイギリス議会(前史)
第二章 議会政治の転換期 第一幕―ジェントルマンと大衆
第三章 議会政治の転換期 第二幕―保守党と自由党
第四章 議会政治の転換期 第三幕―ディズレーリとグラッドストン
第五章 大衆民主政治の到来と議会政治の衰退
終章 議会政治に再生はあるのか

著者等紹介

君塚直隆[キミヅカナオタカ]
1967年、東京都生まれ。立教大学文学部史学科卒業。英国オックスフォード大学セント・アントニーズ・コレッジ留学。上智大学大学院文学研究科史学専攻博士後期課程修了。博士(史学)。専攻はイギリス政治外交史、ヨーロッパ国際政治史。現在、駒澤大学法学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

ジュンジュン

15
「そもそも議会という機関は、人々の自由を保障するために生まれ、発展を遂げてきたものであり、民主主義を実現するために形成された組織ではない」←えっ!そうなの?ここで言う自由主義とは様々な勢力が牽制し合うことで、過剰な権力から人々の自由を守られること。対して民主主義とは社会の構成員すべての意見(民意)が反映されようと努めること。←なるほど、そう考えると自由主義と民主主義は似て非なるものか…でもややこしい。2026/04/03

MUNEKAZ

14
イギリスの議会制民主主義を再考する一冊。著者によれば、「議会」と「民主主義」は決して一体のものでは無く、イギリスでは元来、少数の選ばれた代表者(エリート)が国王の専制から自由を擁護するために議会があった。時代が下るに連れて選挙権の範囲が広がり、議会制と民主主義が自明の如く同一視されるようになったが、根本ではエリート支配と大衆支配という相反するものを含んでいる。ブレグジットに始まる英国政治の混乱も、この矛盾に原因がある。興味深い内容だが、最後の提言は著者のエリート主義が見え隠れして、正直閉口。2026/07/26

ピオリーヌ

13
2025年の刊。メインは「奇蹟の十年間」と呼ばれたディズレーリ×グラッドストンが対峙した1866~1876年の時期の記述。両者とも党内では確固たる地盤を持たず、アウトサイダーというべき立場であった。これがまた面白い。また、ブレグジットに至る考察も面白い。ブレグジットはキャメロンと若年層の「おごり」にも原因があったのではないか?と指摘されており、また国民投票は法的拘束力が一切ないにも関わらず、結果を受けて首相交代となった点もまた興味深い。2026/09/23

金吾庄左ェ門

12
すでに議会はあり、戴冠憲章で認められマグナ・カルタで拡大した自由ですが、それが庶民にトリクルダウンの如く浸透するのには長い年月を要しました。普通選挙も同様です。それについては、グラッドストンやロイド・ジョージの功績が讃えられるべきでしょう。ただし良し悪しは別です。普通選挙になり庶民の権利が拡大すると、衆愚政治やポピュリズムの台頭を招き議会政治の質を低下させています。それを防ぐ方法としては、政治が権力を手放し、国民の自由と責任を強化させるべきです。あと国民投票はポピュリズムではなく自己責任だと思います。2025/12/21

T. Tokunaga

9
これは難しい。それというのも、非常に有益な本であり、挿話的なものから構造的な総体まで漏れなく書かれている本ではあるのだが、最低でもこのテーマで3冊は併読する必要があるだろう、というような、君塚先生の文人気質による偏りがみられる。たとえば王室好みの傾向、エリート階級(またはジェントルマン階級)の重要性の強調などは、まぁイギリス近代史の人は「美化」か「無視」に向かいがちで、その中では危ないバランスを保っているのだが、ディズレーリとグラッドストンの、民主主義への後ろ向きな姿勢という記述を、どこまで信じられるか。2026/03/14

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/23005627
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ドワンゴ」にご確認ください。

最近チェックした商品