筑摩選書<br> 復帰50年の沖縄世論

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筑摩選書
復帰50年の沖縄世論

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  • サイズ 46判/ページ数 240p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784480018243
  • NDC分類 302.199
  • Cコード C0336

出版社内容情報

沖縄では、米軍基地に対する態度と、自身のナショナル・アイデンティティの位置づけが結びつくような状況がある。2022年9月、両者の複雑な関係を明らかにするために行われた世論調査は、沖縄県民3800人を対象とし、1000人以上から回答を得た大規模なものになった。本書は、その結果から見えてきたものを示す。


【目次】

序章 沖縄におけるアイデンティティと米軍基地問題 熊本博之・田辺俊介

1 復帰50年をむかえた沖縄のアイデンティティ

2 本書で用いる世論調査データの概要

3 本書の構成

4 本書における用語法について



第1章 アイデンティティ――沖縄における多様性と複層性 田辺俊介

1 沖縄における「アイデンティティ」

1-1 沖縄における「アイデンティティ」とは何か?

1-2 沖縄の歴史とアイデンティティ

1-3 測定される「アイデンティティ」

2 自分は「何人」か?

2-1 自身の定義としてのアイデンティティ

2-2 誰が、どのアイデンティティを抱いているのか

 何によって「沖縄人」「日本人」を定義しているのか

4 アイデンティティの多様性とその影響力



第2章 階層――沖縄における格差と政治 田辺俊介

1 沖縄における社会階層

1-1 沖縄における階層構造の現在

1-2 沖縄の階層構造とその歴史性

2 社会階層と政治意識の関連

3 沖縄における階層と政治意識の関連性

3-1 沖縄における階層分布とそのアイデンティティとの関連

3-2 社会階層と政治意識

4 沖縄における社会階層と政治意識



第3章 若者――基地意識の世代差の背景にあるもの 米田幸弘

1 世代差を問う視点

2 基地意識からみる若者の傾向

2-1 「オール沖縄」との距離感

2-2 「理不尽さの感覚の弱さ」と「消極的な容認」

3 補論 加齢効果なのか世代効果なのか

4 基地意識の世代差はどこから来るのか

4-1 世代差の要因をめぐる4つの仮説

4-2 仮説の検証

5 異なる言論空間、異なる世代経験



第4章 政治――県知事選の投票行動と反基地運動に対する評価 松谷満

1 「民意」を理解するための3つの問い

2 なぜ知事選で革新(オール沖縄)候補が勝てるのか

3 なぜ若い世代では革新(オール沖縄)候補が勝てないのか

4 なぜ反基地運動への共感は広がらないのか

5 明らかになった「民意」



第5章 辺野古移設――賛成する人たちの葛藤 熊本博之

1 断絶と分断

2 普天間基地

内容説明

沖縄では、米軍基地に対する態度と、自身のナショナル・アイデンティティの位置づけが結びつくような状況がある。2022年9月、両者の複雑な関係を明らかにするために行われた世論調査は、沖縄県民3800人を対象とし、1000人以上から回答を得た大規模なものになった。本書は、その結果から見えてきたものを示す。

目次

序章 沖縄におけるアイデンティティと米軍基地問題(熊本博之;田辺俊介)
第1章 アイデンティティ―沖縄における多様性と複層性(田辺俊介)
第2章 階層―沖縄における格差と政治(田辺俊介)
第3章 若者―基地意識の世代差の背景にあるもの(米田幸弘)
第4章 政治―県知事選の投票行動と反基地運動に対する評価(松谷満)
第5章 辺野古移設―賛成する人たちの葛藤(熊本博之)
終章 復帰50年の沖縄世論(熊本博之)
補章 沖縄県における/関する世論調査―「沖縄とは何か」を探る軌跡(高橋順子)

著者等紹介

熊本博之[クマモトヒロユキ]
1975年、宮崎県生まれ。明星大学人文学部人間社会学科教授。辺野古を主なフィールドに、米軍基地が地域社会に及ぼす影響について研究する。著作に『交差する辺野古』(勁草書房、第47回藤田賞)などがある

田辺俊介[タナベシュンスケ]
1976年、神奈川県生まれ。早稲田大学文学学術院教授。専門は社会意識論、計量社会学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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