筑摩選書<br> ドキュメント北海道路線バス―地域交通最後の砦

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筑摩選書
ドキュメント北海道路線バス―地域交通最後の砦

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  • サイズ 46判/ページ数 320p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784480018182
  • NDC分類 685.5
  • Cコード C0365

出版社内容情報

鉄道廃線を引き継いだ北海道の路線バスは、過疎化や少子高齢化により危機に瀕している。自然環境もきびしく、冬の日本海沿いでの運行は突風、ホワイトアウト、猛吹雪で困難を極めるが、運転手は高度な運転技術と旺盛な使命感で日々闘っている。バス輸送の現場はいかなる問題に直面しているのか。運行管理者、運転手の生の声を徹底取材。DMV、BRTの現在や、イギリスのバス復権の動きも調査し、バス2024年問題や運転手不足への対策に向けた提言も行う。

内容説明

鉄道廃線を引き継いだ北海道の路線バスは、過疎化や少子高齢化により危機に瀕している。自然環境もきびしく、冬の日本海沿いでの運行は突風、ホワイトアウト、猛吹雪で困難を極めるが、運転手は高度な運転技術と旺盛な使命感で日々闘っている。バス輸送の現場はいかなる問題に直面しているのか。運行管理者、運転手の生の声を徹底取材。DMV、BRTの現在や、イギリスのバス復権の動きも調査し、バス2024年問題や運転手不足への対策に向けた提言も行う。

目次

第一章 真冬の路線バス―過酷な気象条件のなか北を目指す
第二章 自然とのきびしい闘い―今日も走る国鉄代替バス
第三章 生活バス路線を守る―道東・中標津町の闘い
第四章 道北を走る長距離都市間バス―札幌~枝幸298km、5時間半の旅
第五章 日本最北のバス路線―宗谷バスを走らせる人たち
第六章 人手不足社会への試行―自動運転バスはどこまで進化するか
第七章 DMVとBRT―バスの可能性を広げる試み
第八章 イギリスのバス復権―徹底したバス優先施策で利用客を呼び戻す
第九章 続く路線バス運営の試練―コロナ禍と2024年問題
終章 バス運転手不足への提言

著者等紹介

椎橋俊之[シイハシトシユキ]
1951年、東京・本郷生まれ。自動車雑誌の編集長を経て独立し、ライター、編集者として鉄道や自動車の評論活動に携わる。2021年「鉄の馬と兵ども」ほか一連の著作に対して島秀雄記念優秀著作賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

スプリント

11
過酷な環境と過疎が進む地域の公共交通機関である路線バスの現況を解説している。 採算度外視してでも維持しなければならない事情がわかる。2025/06/01

ろべると

10
バス運転手の不足による減便が相次ぎ、特に地方は鉄道が廃止される中で、高校生や病院通いの高齢者にとって死活問題である。その最たる例である北海道のバス事情(運転手の約2/3が60代以上!)から、問題の本質をあぶり出すことを期待して読んだのだが…前半は道内各地の長距離路線バスのルポ。豪雪地帯を走るバス運転手の苦労は伝わる。後半は問題解決の鍵を握るであろう無人運転バスなどが紹介されるが、淡々とした記述で踏み込みが甘い。ロンドン取材は意味が曖昧。主張が伝わってこない。全体に鉄道趣味雑誌の記事を読んでるようで、残念!2025/04/02

566

5
ましてや雪国だと都市部よりやることが多いのなんの。最後の砦らしく病院や学校との密接さ、フリー運行などの柔軟さは特徴的で顧客目線であるけれどやはり人手不足は顕著でありいくらやりがいを伝えても現実を見るとかなりきつい労働環境と低賃金なので令和の少子化の時代になかなか見合わない。やはり国が動かないといけないが地域ごとに特色が変わるので公平に制度を作るのは難しい。2025/05/04

お抹茶

4
過酷で危険な北海道のバス運転の乗車体験を中心に,DMV,BRT,運転手不足問題を論じる。ホワイトアウトでも,運転手は走行位置がわかる。ワンステップバスは横風に弱く,風でバスが勝手に動くこともある。雪国での自動運転では,センサーが道路上の雪の塊や吹雪を障害物として認識したり,除雪作業で雪が路肩に積み上げられると運行ルートが妨げられるという問題点もある。コロナ禍や時間外労働の上限規制でバス運転手の収入を下支えしてきた時間外労働手当が削減され,運転手不足は深刻化する。2025/04/22

onepei

3
北海道の路線バスのルポを読んで乗ってみたくなった2025/04/12

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