筑摩選書<br> 比較文明学の50人

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筑摩選書
比較文明学の50人

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  • サイズ 46判/ページ数 448p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784480018144
  • NDC分類 361.5
  • Cコード C0310

出版社内容情報

法然・日蓮・宣長から現代の学者・作家・実務家まで、鋭敏な比較文明的感覚を持っていた日本の重要人物五〇人を選出。その比較文明学の知を縦横無尽に論じる。

内容説明

古くから、日本の思想や宗教はつねに自己を他者と熱心に比較してきた。そうした知的伝統から、きわめて独創的な比較文明論が数多く産み出されてきた。本書では、本居宣長、岡倉天心、鈴木大拙、賀川豊彦らを経て、現代の梅棹忠夫、伊東俊太郎、石牟礼道子、緒方貞子に至る鋭敏な比較文明的感覚を持っていた日本の五〇人を選出。比較文明学会に所属する一七人の研究者が、日本の比較文明学とはなにかを問いつつ、五〇人が繰り広げる豊かな知の世界を縦横無尽に論じる。

目次

1(本居宣長―新たな「いのちの思想」の構築者;岡倉天心―西洋文明の代替案を示した英語名人;福澤諭吉・丸山眞男・加藤周一―近代をめぐるアポリアへの挑戦者;西田幾多郎―西洋近代文明への対抗軸を求めて;鈴木大拙―文明交流圏の結晶 ほか)
2(法然―菩提心をめぐる通底性の拡大;日蓮―「会通」しない仏教;山鹿素行―「通底」しない儒学;安藤昌益―「反文明」の比較文明;新島襄―「〓儻不羈」こそ比較文明学の根本 ほか)

著者等紹介

小倉紀蔵[オグラキゾウ]
1959年生まれ。京都大学大学院人間・環境学研究科教授。専門は東アジア哲学。東京大学文学部ドイツ文学科卒業、韓国ソウル大学校哲学科大学院東洋哲学専攻博士課程単位取得退学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ばんだねいっぺい

25
本居宣長、丸山真男、荻生徂徠、西田幾多郎、福沢諭吉、加藤周一など名だたるレジェンドについて。文明を論じるには、どんな風な論じ方をするか。 優劣や左右、政治都合がいかに結論を歪めていくかということを知ったような、分かったような。2025/02/23

Go Extreme

2
日本の思想や宗教が持つ比較文明学的特性 日本の比較文明学の重要性: 前近代から比較文明学的な性格を強く持る 独創的な比較文明論・自己を他者と比較する感覚が強い 取り上げられた人物: 本居宣長、岡倉天心、賀川豊彦、緒方貞子など、約50人の日本人 人物たちの思想や行動が日本の比較文明学にどのように寄与したか分析 反文明の視点とその批判 日本の歴史的文脈 比較文明学の意義: 異なる文明間の相互理解を促進 文化的対話を生む重要な学問 他国の文明と比較す→自己を再認識・独自の文化的アイデンティティ形成2025/01/30

NAGISAN

0
学生時代に行う議論の定番といえる「文化」と「文明」の違いに始まり、梅棹忠夫、ヴィトゲンシュタイン、ハンチントンの著作で議論したのを思い出す。本書は、比較文明学会初代会長の伊藤俊太郎先生のご逝去をきっかけとした企画された。トップバッターに本居宣長が登場したのに驚いたが、日本の錚々たる知の巨人50人を、比較文明論の視点で論述。中国人の知人が「岡倉天心」を絶賛するので中国語版で『茶の本』を読んでいるが、天心の解説も交えながら彼と意見交換したい。2025/02/25

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