筑摩選書<br> 都市社会学講義―シカゴ学派からモビリティーズ・スタディーズへ

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筑摩選書
都市社会学講義―シカゴ学派からモビリティーズ・スタディーズへ

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  • サイズ 46判/ページ数 256p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784480018106
  • NDC分類 361.78
  • Cコード C0336

出版社内容情報

都市社会学は都市に何を見てきたか。たえず変調しつづける現代世界においてなお、都市を論じる意味はどこにあるのか。第一人者がその現状と可能性を鋭く問う。

内容説明

都市社会学とはどんな学問か。絶えず変調しつづける現代世界において、なおも都市という場に注目する意味とは何だろうか。20世紀初頭の「衝撃都市」シカゴに花開いた古典的な都市社会学やその批判者であるニュー・アーバン・ソシオロジー、世界経済の緊密化とともに台頭する空間論や移動論的転回。そこで何が問われ、何が見落とされてきたか。長年、都市社会学やコミュニティ研究を主導し、モビリティーズ・スタディーズの導入に尽力してきた著者が都市/都市社会学の軌跡をたどり、その現状と可能性を問う。

目次

第1部 はじまりとしての都市社会学―シカゴ学派社会学とシカゴ的世界(社会科学から社会学へ―制度化のプロセス;生成期から展開期のシカゴ学派都市社会学;パワーからワースへ―本流か傍流か?)
第2部 もうひとつの都市社会学の展開に向けて―さまざまな批判理論と空間論の台頭(拡散する批判理論と「都市イデオロギー」論;「没空間の時間論的偏向」再論;シカゴ・モノグラフを読む;ディープジャカルタを訪ねて―カンポンに関する一覚書)
第3部 もうひとつの都市社会学の領野/基層―空間論的転回、移動論的転回、そしてモビリティーズ・スタディーズ(起点としての空間論的ルネサンス;空間論的転回から移動論的転回へ(1)―空間/場所と時間の再審 ほか)
第4部 トランジション・シティの方位と実相(都市社会学の脱構築のために;トランジション・シティの「いま・ここ」と「これから」(1)―その諸相 ほか)

著者等紹介

吉原直樹[ヨシハラナオキ]
1948年生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業、同大学院社会学研究科社会学専攻博士課程単位取得退学。社会学博士。東北大学大学院文学研究科教授、大妻女子大学社会情報学部教授、横浜国立大学大学院都市イノベーション研究院教授などをつとめる。東北大学名誉教授。専攻は都市社会学、コミュニティ研究、社会学理論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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アメヲトコ

10
2024年12月刊。シカゴ学派以降の都市社会学の研究史を学べるかと思い手に取りましたが、まずは著者の衒学的な文体が相当に好みが分かれそうで、申し訳ないですが私にはダメでした。著書のテーマからして仕方がない部分はあるものの、具体的事例はほぼなく理論だけが語られる感じで、これは都市社会学の素養がない人間にはきつい。私自身は都市に関心がある一人ではあるものの、目指すところはここではないことが分かったというだけでも収穫でした。2025/03/26

Hiromu Yamazaki

2
自分の理解力の乏しさもあるのだが、吉原直樹の文章はいつ読んでも挫折してしまう。2025/01/04

Go Extreme

1
シカゴ学派都市社会学:ロバート・E・パーク バージェス 社会生態学 社会的相互作用 都市問題分析 批判理論:フランクフルト学派 ポストコロニアル理論 フェミニズム 都市の不平等 社会構造批判 空間論:ルフェーヴル ハーヴィ ソジャ 空間の生産 都市の権力構造 移動論的転回:モビリティーズ・スタディーズ アーリ 社会的流動性 移動の影響 都市変化 都市社会学:歴史的位相 社会統制 アーバニズム デジタル化 監視社会 持続可能な都市形成:トランジション・シティ 環境政策 地域コミュニティ 社会的結束 技術革新2025/02/18

h1r04

0
特に前半のシカゴ学派からのアーバン・スタディーズの流れ、とんでもなくわかりやすい。各章の繋ぎがすごく明確だし、それぞれの違いも明瞭に記述されていて教科書にしたい本でした。 後半のトランジション・シティの1つの形の代表例としてのFサロンは少し一般するには前提が弱いかなと感じた。災害後という特殊な状況(社会、集団、個々人において)はトランジションではあるけどシティの一般化には距離があるのでは。 P.S.知っている方なども出て来るのを見ると社会学徒のほんの片端にはなれたのかなとも思えました。2025/03/16

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