筑摩選書<br> 基軸通貨―ドルと円のゆくえを問いなおす

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筑摩選書
基軸通貨―ドルと円のゆくえを問いなおす

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  • サイズ 46判/ページ数 256p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784480018090
  • NDC分類 338.97
  • Cコード C0333

出版社内容情報

なぜドルは基軸通貨になったのか。基軸通貨の基本的な性質を解説し、近年の新興国のドル離れにもかかわらず強いドルの現状を明快に分析。円の未来も展望する。

内容説明

現在、米ドルは基軸通貨としてますます強くなっている。なぜドルは基軸通貨になったのか。そもそも基軸通貨とは何か。基軸通貨の定義や成立経緯と、米ドルを中心に構築された現代の世界経済体制を解説し、米ドルの覇権に挑戦してきた国際通貨の歴史を検証。さらに近年における新興国のドル離れ、脱ドル化について分析し、将来的に米ドルの基軸通貨としての位置づけが揺らぐ可能性についても検討。そして日本円が米ドルとの関係の中でどうなってゆくのか、そのゆくえを展望する。

目次

第1章 基軸通貨とは何か
第2章 ルーブル、円、ユーロと米ドル
第3章 BRICSによるドル離れ
第4章 脱ドル化の試みとその挫折
第5章 米ドルは盤石なのか
終章 基軸通貨と日本円

著者等紹介

土田陽介[ツチダヨウスケ]
1981年生まれ。一橋大学経済学部卒業、同大学院経済学研究科博士課程単位取得退学。浜銀総合研究所を経て、現在は三菱UFJリサーチ&コンサルティング調査部副主任研究員。海外マクロ経済調査(主に欧州)を担当。日本大学、関東学院大学などで非常勤講師を務めるほか、学会誌や経済誌への投稿多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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パトラッシュ

122
トランプの不確実性外交に振り回される世界だが、アメリカの主張に従うしかないのは米ドルの基軸通貨としての地位が揺るがないからだ。アメリカ内部で分断と衰退が進んでも、超大国アメリカにとって代われる政治経済軍事力と金融市場を有する国はついぞ現れなかった。ソ連ルーブルや日本円は敗れ、ユーロや人民元も遠く及ばず、反米を掲げる国の国民は自国通貨よりドルを求める。日本も株高を維持するには円安でなくてはならず、アメリカの政策に一喜一憂する有様だ。今こそ健全財政の再建を訴える政治家の指導性が求められるが、無理な話だろうか。2025/03/07

ベンアル

12
図書館本。基軸通貨の定義、スペイン→イギリス→アメリカへと移った歴史、人民元や円が基軸通貨になり得ない理由など、分かりやすく説明している。2024年に出版された本なので、8月の株価暴落についても述べられており、タイムリーで分かりやすい。2025/03/17

とり

6
基軸通貨とは何か?から始まり、基軸通過になりうる条件、歴史、現状と今後についてまとめられている。基軸通貨の条件とは、その通貨を発行する国が①圧倒的な国力(経済力、政治力、軍事力)をもつ、②高度な金融市場を有している、③通貨の交換量が突出して多い、の3点と定義している。現状では米ドル以外に該当するものはなく、当分続くであろう。日本円は長期にわたる低金利政策に社会が慣れすぎて今更金利を上げることができなくなったため、投資家による円安誘導に対抗するために金利を上げるといったこともできず、ノーガードの状態が続く。2025/03/15

ゼロ投資大学

6
本書は基軸通貨の条件を三つ定義している。①極めて大きな国力を有すること②安定した金融市場を有すること③通貨取引の総量が大きいこと。第二次世界大戦後は米ドルが基軸通貨として、世界の取引で使用されてきた。国力の指標である経済力・政治力・軍事力の三つでアメリカに匹敵する国家は存在しないので米ドルの基軸通貨の座は当面揺らがない。2025/03/08

takao

2
ふむ2025/02/27

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