出版社内容情報
アメリカ大統領の任期中の記録を収蔵する大統領図書館。13館現存するそのすべてを訪ね、大統領たちの素顔を詳らかにするとともに、アメリカ現代史を俯瞰する。
内容説明
合衆国大統領の様々な記録やゆかりの品々を収集、保存、展示、提供する稀有な施設、それが大統領図書館だ。第31代ハーバート・フーバーから第43代ジョージ・W・ブッシュまで、全米各地に現存する全13館を訪れ、それぞれの大統領の知られざる横顔とともに紹介する。大統領資料をめぐる制度や現在の大統領図書館が抱える問題はもちろん、大恐慌、第二次世界大戦、ウォーターゲート事件、ベトナム戦争、ソ連と核軍縮、9・11…「その時、大統領は何を考えたか」を描く。アメリカ現代史とそれを彩る歴代大統領を知る格好の入門書。
目次
1 ハーバート・フーバー―生まれ故郷を公園としてよみがえらせる
2 フランクリン・D・ルーズベルト―図書館開館で民主主義の強さを示す
3 ハリー・S・トルーマン―見学者に考えさせる教育的プログラム
4 ドワイト・アイゼンハワー―アメリカの真ん中から地平を見渡す
5 ジョン・F・ケネディ―理想主義的メッセージを次世代に伝える
6 リンドン・B・ジョンソン―テキサス・サイズで魅せる記録保存室
7 リチャード・M・ニクソン―すべてを変えたウォーターゲート事件
8 ジェラルド・R・フォード―ミシガンの歴史に刻まれる双子の施設
9 ジミー・カーター―センターを退任後の活動拠点に
10 ロナルド・レーガン―圧倒的な磁力を持つ大統領専用機の展示
11 ジョージ・H・W・ブッシュ―大学の知名度向上に貢献
12 ビル・クリントン―町全体の再開発を呼び込む
13 ジョージ・W・ブッシュ―大統領自身がプロモートする歴史
おわりに―オバマ政権以降の議論
著者等紹介
豊田恭子[トヨダキョウコ]
1960年、東京都生まれ。東京農業大学学術情報課程教授、ビジネス支援図書館推進協議会副理事長。お茶の水女子大学中文科卒業。出版業界誌「新文化」記者を経て、米国に留学。シモンズ大学(ボストン)で図書館情報学修士号を取得。帰国後、国際金融機関J・P・モルガン日本支社のビジネスリソースセンター設立、ゲッティ・イメージズの画像データベースやNTTデータの環境データベースの運営に関わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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