筑摩選書<br> 資本主義・デモクラシー・エコロジー―危機の時代の「突破口」を求めて

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筑摩選書
資本主義・デモクラシー・エコロジー―危機の時代の「突破口」を求めて

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  • サイズ 46判/ページ数 352p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784480017437
  • NDC分類 332.06
  • Cコード C0331

出版社内容情報

リベラル・デモクラシーは各国の政治体制を主導してきたが、金融資本主義により動揺し始めた。気候危機が深刻化する中で突破口を求めて思索を深めた渾身作!

内容説明

自由民主主義体制は二〇世紀半ば以降、大枠としては機能してきたが、いまや多くの自由主義諸国で、代表制や複数政党制の機能不全が指摘されるようになっている。新自由主義が世界経済を席巻するようになるにつれ、格差社会化も進行している。地球環境の危機も深刻化している今、これら喫緊に課題とどう向き合うかを巨視的な枠組みから考究し、隘路からの脱出の方途を探った渾身の書である。

目次

はじめに―いまなぜ「資本主義・デモクラシー・エコロジー」なのか
第1章 資本主義の変容―デモクラシーと立憲主義の危機
第2章 揺らぐ現代国家の正統性
第3章 自由民主主義の危機と社会保障の劣化
第4章 エコロジーの限界とその逆襲
補論 シュンペーター・テーゼ再訪

著者等紹介

千葉眞[チバシン]
1949年生まれ。早稲田大学大学院政治学研究科修士課程修了。プリンストン神学大学でPh.D.(政治倫理学)を取得。現在、国際基督教大学名誉教授。政治学者。専門は西欧政治思想史・政治理論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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PETE

1
日本を代表する政治理論学者のひとりが、現代社会の諸問題に意欲的に切り結んだ一冊。資本の動きが民主主義を絡め取った「経済政体」とデモクラシーの相克については、シェルドン・ウォーリンを精力的に紹介してきた著者が、ラクラウ、ムフらのアゴニスト左派から、ロトクラシーなどの制度改革論にも目を配りながら詳細に論じている。でも、エコロジーに関しては、この著者でなくても書けたのではないかと思える。環境問題を悪化させるメカニズムを、経済政体や現代民主主義の影響と結びつけて論じることができていない。2022/09/26

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