出版社内容情報
日本有数の観光地、横浜中華街。この街はどのようにしてでき、なぜ魅力的なのか。世界中のチャイナタウンに足を運び研究してきた地理学者が解説。図版多数収録。
内容説明
日本有数の観光地、横浜中華街。この街はどのようにしてでき、なぜ人びとに愛されるようになったのか。一八五九年の横浜開港、「南京町」の形成、関東大震災や横浜大空襲での壊滅、戦後のヤミ市や外国人バー街の時代、観光地としての成長、新華僑の到来…。世界中のチャイナタウンに足を運び研究してきた地理学者が、この街の地形や歴史を解説し、世界的にもユニークな特徴を明らかにする。
目次
横浜中華街を歩く
1 「南京町」から「中華街」へ―形成・伝統・ヤミ市(もとは入江だった横浜中華街―横浜開港と南京町の形成;外国人居留地廃止後の南京町―一八九九~一九四五年;伝統的華僑社会の特色 ほか)
2 変わり続ける街―対立・観光・新華僑(華僑社会の分裂―二つの中国の狭間で;人気観光地への急成長―中国ブーム・中華街ブーム・バブル経済;横浜中華街の再編成―老華僑と新華僑 ほか)
3 世界に誇れるチャイナタウン―未来に向かって(日本の中の横浜中華街;世界の中の横浜中華街)
未来へ―これからの横浜中華街
著者等紹介
山下清海[ヤマシタキヨミ]
筑波大学大学院地球科学研究科博士課程修了。理学博士。立正大学地球環境科学部地理学科教授、筑波大学名誉教授。専門は、人文地理学、華僑・華人研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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