筑摩選書<br> ろうと手話―やさしい日本語がひらく未来

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筑摩選書
ろうと手話―やさしい日本語がひらく未来

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  • サイズ 46判/ページ数 208p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784480017390
  • NDC分類 378.2
  • Cコード C0336

出版社内容情報

ろう者の言語である手話はろう教育において130年間禁止された。手話を社会に取り戻すろう者たちの運動を、日本語教育と「やさしい日本語」の視点から考える。

内容説明

「手話って、日本語を手で表現してるんですか?」「ろう者なら、みんな手話を使えるんですよね?」これらはどちらも誤解です。手話は日本語とは別の言語であり、ろう教育においては長く手話が禁止されていました。本書は、聴覚障害で生きづらさを感じている人たちの事情や歴史的背景を知ってもらい、手話にも対応する社会実現に向けた活動への協力を呼びかけるものです。「日本語教育」と「やさしい日本語」という新たな視点で、未来を切りひらきます。

目次

はじめに 「ろう者」と「外国人」の共通項
第1章 ろう・聴覚障害の基礎知識
第2章 ろう教育における「手話禁止」の歴史
第3章 「聴覚口話法」と「バイリンガルろう教育」
第4章 「言語としての手話」に関する議論
第5章 「日本語教育」と「やさしい日本語」の視点から見直してみる
第6章 日本語教師・やさしい日本語推進者に求められること
おわりに ろうと手話の未来のための提言

著者等紹介

吉開章[ヨシカイアキラ]
電通ダイバーシティ・ラボやさしい日本語プロデューサー。やさしい日本語ツーリズム研究会代表。2010年日本語教育能力検定試験合格。Facebook上の巨大日本語学習者支援グループ「日本語コミュニティ」主宰。2016年政府交付金を獲得して故郷福岡県柳川市で「やさしい日本語ツーリズム」事業立ち上げ。以降やさしい日本語の社会啓発を業務で行っている。講演・メディア掲載多数。第二言語習得に関心が深く、外国人と同様に日本語を第二言語として習得する「ろう児・ろう者」への学習サポート活動も試行している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ドシル

15
日本語教師の視点から、国内にいる日本語が第二言語となっている方達の中に「ろう者」がいることを伝える一冊。 日本語の読み書きが苦手なのは外国人だけではなく、ろう者も含まれることと理由をわかりやすく書いている。そしてやさしい日本語へ。 母語となる手話に関する見方や歴史、ろう教育などあらゆる角度から伝えている。これを読んで判断するのは読者に委ねている。どう判断するか、何を感じるか立場によりかなり異なるのではないだろうか。2021/11/18

ゆまたろ

4
ろう教育の歴史がうまくまとめられている一冊です。著者は「やさしい日本語」を推奨している方らしいです。私も優しい日本語には興味を持っていて、そういう意味でも興味深い一冊でした。2023/03/12

言いたい放題

0
斜め読み2024/02/09

白い雲。。

0
疑問に思っていたことがよくわかった。「やさしい日本語」については賛同する。2023/06/10

ニャンtel inside

0
この本は聴覚障害に馴染みの無い方への基本的な知識から始まり、各種団体の相関関係まで分かってしまうディープな内容となってます。ミラノ会議とバンクーバー会議の決議が読める本はないので、貴重だなと。他にも参考文献がたくさんで、時系列で紹介しています。そこには双方の思惑(?)が見え隠れ…。自分は各種問題については柱の陰から見守る立場ですが、双方の主張には中立でありたいと思っています。情報アクセシビリティ法の名称については、こども家庭庁を彷彿とさせますな。2022/03/19

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