筑摩選書<br> ずばり東京2020

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筑摩選書
ずばり東京2020

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  • サイズ 46判/ページ数 304p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784480017208
  • NDC分類 302.136
  • Cコード C0336

出版社内容情報

日本橋、ペット、葬儀、JRの落し物……。かつてと比べ東京は何が変わったのか。コロナ禍に見舞われるまでの約2年を複眼的に描き出した力作ノンフィクション。

内容説明

2020五輪・パラリンピックの準備に余念がなかった東京にCOVID‐19のパンデミックが襲いかかる。1964五輪直前の東京を活写した開高健『ずばり東京』にならい、首都高高架下の日本橋に始まり、飯田橋の「遺失物センター」、ハイテク納骨堂、六本木ヒルズ森タワーなどをジャーナリストの著者が二年にわたり取材。五輪開催前夜の狂騒から感染症不安への急転回を経て何が変わり、何が失われたのか。「論座」連載に書き下ろし八〇枚「東京コロナ禍日記」を加えたノンフィクション同時代史!

目次

はじめに―なぜ64年五輪に感動するのか
空と水と詩の興亡―日本橋と首都高
「流れる密室」―タクシーにも情報化の洪水は及び
六本木ヒルズ森タワーから谷底を見れば…
年に三九六万個。遺失物に見る世相
光と闇の渋谷史―川の流れのように
二つの五輪と二つの新幹線
五輪はなぜか感染症と縁がある
二〇二〇年のお犬様の天国
本はどこにゆくのか
超高齢化社会の葬式
ゼロメートル地帯の水害史―東京右半分の憂鬱
大根の生地の農業ルネサンス
東京コロナ禍日記―サヨナラ東京五輪2020

著者等紹介

武田徹[タケダトオル]
1958年生まれ。国際基督教大学大学院比較文化研究科修了。ジャーナリスト、評論家。東京大学先端科学技術研究センター特任教授、恵泉女学園大人文学部教授等を経て、2017年4月より専修大文学部ジャーナリズム学科教授。専門はメディア社会論。著書に『流行人類学クロニクル』(サントリー学芸賞受賞)など多数ある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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Matoka

19
1964年五輪直前の東京を描いた開高健の『ずばり東京』をなぞりながら、2020五輪を控えた東京について、色々な切り口から語る。知らないことが多く興味深く読んだ。最後のコロナ禍日記、あぁそういえばそうだったと、いろんな事を思い出した。アベノマスクあったなぁとか。1年以上経った今も状況はいっこうに改善されないまま聖火リレーは始まった。このあと、日本は、東京はどうなるのだろうか。 2021/03/27

スプリント

9
1964年東京五輪に比べたら 2020年東京五輪(2021年開催)では 社会インフラも文化も大きな変化はなかったように思えます。 それだけ国が成熟したおかげなのか。 もはや国威発揚・投資起爆剤としての五輪は不要になったと感じます。2022/01/22

ochatomo

9
開高健氏著「ずばり東京」オマージュし、2020年五輪前の東京の様子をジャーナリスティックな視点をもちつつレポートする 『光と闇の渋谷史』『五輪はなぜか感染症と園がある』『大根の聖地の農業ルネサンス』等、興味深く読んだ 著者は『詩を発散させるような魅力的な出会いを実現する暮らしをもう一度建て直す始まり』に思いを至す 初出web「論座」連載2018~2020年+書き下ろし『東京コロナ禍日記』 2020刊2021/08/15

gokuri

6
開高健のずばり東京をなぞりながら、東京五輪2020の首都東京をルポルタージュでつづる。当時の都内各地の生活と都市開発に思いをはせながら、経済停滞と都市開発に悩む現在の首都を複雑な気持ちで読み進める。今となっては延期開催となった五輪直前の東京は、やっぱり元気がなかったような気がするのは気のせいか?延期後のコロナ日記をふくめて、連載記事を続けて読むときちんとまとまった報道記事のように、将来へむけての記録となっている。2021/12/23

Kazuo Ebihara

2
東京は、2度のオリンピックを契機に大きく変わった。 1963年、開高健が 『ずばり東京』で指摘した五輪前夜の変貌。 著者はこれにならい 2019年の東京の街と生活の変化を活写した。 日本橋、渋谷、六本木、臨海部の再開発、 遺失物の変化、川筋の改造、地下鉄、道路の拡張、 ハイテク納骨堂、消えゆく書店、都市農業などを取材。 ビフォアコロナの時代、バブルだなぁ。2021/03/14

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