内容説明
戦時において強硬論を吐くのはきまって軍人というのは早合点!文民政治家の判断が国を誤らせた事実を、3人の人物をとりあげて明らかにする。
目次
序章 勇ましき論者の群れ―強硬論を吐くのは軍人だけではない
第1章 森恪―満蒙生命論の先駆者(田中義一を操る男;引きずりこまれた第二次出兵;封じられた和平)
第2章 広田弘毅―中国侵略の協力者(斎藤・岡田内閣の外務大臣;広田内閣は「軍部内閣」;近衛内閣の外務大臣)
第3章 麻生久―夢を見た革命論者(無産階級の旗手;一国一党という夢想)
著者等紹介
篠原昌人[シノハラマサト]
1954年栃木県生れ。1976年学習院大学法学部卒業後、(株)フジテレビジョン入社。報道局、電波企画室、総務局適正業務推進室を経て退職。現在、(公財)国策研究会幹事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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