出版社内容情報
自国益を最優先にすると公言し、意見の合わない側近を次々と更迭したトランプ大統領。トランプの「アメリカ・ファースト」とは何か? 真実に迫るドキュメント!
内容説明
「アメリカ・ファースト」を信条とするトランプ米大統領。自国の利益を最優先するその姿勢は、多くの国民に支持された。自分とは相容れない閣僚を次々と更迭して独裁体制を築き、国際秩序の安定に関心がなく、同盟国を軽視し、自由貿易に消極的で、移民に対し排外主義的な姿勢を取るトランプ大統領。超大国トップが掲げるアメリカ・ファーストとは何か?米国内の分断が深まり、国際社会に混乱が生じても、少なからぬ米国民が支持するのはなぜか?政府高官や研究者などへの多数の取材と膨大な資料から、その真実に迫る!
目次
プロローグ―アメリカ・ファーストの源流
第1章 ヘドロをかき出せ―首切り人事で築いた独裁体制
第2章 支持率九割の熱狂―共和党から「トランプ党」へ
第3章 カム・ホーム・アメリカ―新たな孤立主義の台頭
第4章 揺らぐ同盟―究極の取引至上主義
第5章 正恩と「恋に落ちた」―戦略なき衝動外交
第6章 トゥキディデスの罠―経済ナショナリストと米中「新冷戦」
第7章 ドナルド・シンゾウ―蜜月関係の実像
第8章 国際的リーダー役を放棄した「戦時大統領」
エピローグ―アメリカ・ファーストは終わらない
著者等紹介
園田耕司[ソノダコウジ]
朝日新聞ワシントン特派員。1976年、宮崎県生まれ。2000年、早稲田大学第一文学部卒、朝日新聞入社。福井、長野総局、西部報道センター(北九州)を経て、2007年、政治部。首相官邸、自民党、民主党、防衛省、外務省を担当。2018年から現職。元ハーバード大学日米関係プログラム客員研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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