内容説明
『荘子』はすこぶる面白い。読んでいると、世の中の「常識」という桎梏から解放される。二千年以上前から伝わるこの本は、今に生きる「心の自由」のための哲学なのだ。そしてその思想は、禅の考え方にも深く沁み込んでいる。…あらゆる価値や尺度からまったき自由を獲得した稀代の思想家の、非常識で魅力的な言語世界を味わい、「遊」の世界へ読者をいざなう。
目次
「むずむず」からの旅立ち
荘子と禅の接近
坐忘と心斎
夢みぬ人の夢
道と徳、そして性と命
禅的「無」の系譜
渾沌王子、登場
和して唱えず
運りて積まず
デクノボーと「ご神木」〔ほか〕
著者等紹介
玄侑宗久[ゲンユウソウキュウ]
1956年福島県生まれ。慶應義塾大学文学部中国文学科卒業。83年、天龍寺専門道場入門。現在、臨済宗妙心寺派福聚寺住職、花園大学文学部客員教授(国際禅学科)。2001年、「中陰の花」で第一二五回芥川賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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