筑摩叢書<br> 卵のように軽やかに―サティによるサティ

  • ポイントキャンペーン

筑摩叢書
卵のように軽やかに―サティによるサティ

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 293p/高さ 19X14cm
  • 商品コード 9784480013620
  • NDC分類 762.35
  • Cコード C0373

内容説明

長いあいだ音楽史のページからはみだし者のように扱われながらも、J.ケージ、B.イーノら現代音楽の旗手たちに多大な影響を与え、多くの愛聴者をえるようになったその音楽の謎を、サティ自身が書き残したことば―膨大な断片、書簡、講演原稿、音楽論、詩、音楽劇の中に探る。

目次

1 最後から二番目の思想
2 健忘症患者の回想録
3 哺乳類の手帖
4 サティ詩抄
5 メドゥーサの罠

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

片瀬

14
19世紀末、第1次大戦前後のパリで活躍した作曲家エリック・サティが残した多大な文章の選りすぐり。音楽史や音楽理論はさっぱりなので、サティが「音楽史のページからのはみ出し者」だったのをいいことに気兼ねなく読みました(このように、歴史を紐解くことへのたのしみは私にはまだわからないのです。嘲笑してください)。しかし、<音楽>の自然な姿を追求した彼の生涯を知るには、あまりにも断片的すぎました。サティの友達なら大笑いして読んでくれると思います。自分にとっては、第2章の「健忘症患者の回想録」が面白かったです。2014/12/13

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/308035
  • ご注意事項

最近チェックした商品