目次
ふたり―母と私でお出迎え
桜と富士―私の好きなもの
「美を追求する同志」―IKKO&池田重子のおしゃれ対談
うつせみ―私のきものと更紗
江戸の粋―浮世絵と芝居見物
佳き日に―折々の門出を祝う
子どもの四季―未来のきもの通
夏衣―装いの物語性にも涼趣を求めて
秋から冬へ―季節をいとおしむおしゃれ
ポップ・デザイン―大胆にして繊細なコーディネート
帯―刺繍の特に優れたものを集めて
帯留―装いの画龍点睛
半衿―衿元で語るおしゃれの楽しみ
袋物―手元で華やぐきもの姿のアクセサリー
髪飾り―「お化粧」の最後の仕上げ
パラソル―シルク製・淑女の必需品
著者等紹介
池田重子[イケダシゲコ]
大正14年(1925年)横浜に生まれる。幼少より第一級の美術工芸品や芸能に触れて養われた感性を生かして昭和51年(1976年)、東京の目黒に「時代布と時代衣裳池田」を開店。明治以降のきものや帯、帯留などの和装品全般のコレクターとしても知られ、それらを現代の美意識に合うようコーディネートし、「平成流」と銘打って展示した過去数回の「日本のおしゃれ展」はいずれも記録的な入場者数に達し、若い女性を中心とした「昔きものブーム」の先鞭をつけた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。