内容説明
師・吉田松陰の問いから、すべては始まった。松下村塾の竜虎として松陰の薫陶を受けた二人。どのように学び、行動し、袂を分かったのか。両者の感懐を吐露した手紙を多く紹介し、革命に命をかけた青年を描く傑作評伝。
目次
第1部 松陰に導かれる二つの才能(村塾の竜虎;兄の遺志を受け継ぐ玄瑞;明倫館にあきたらぬ晋作;村塾時代;学びながら行動する;師弟の対立;松陰の死を生かすもの)
第2部 村塾の理念を実践へ(村塾をひきいる二本の柱;長井の航海遠略策と玄瑞;晋作が上海で見たもの;イギリス公使館襲撃;攘夷の急先鋒玄瑞;晋作の苦悶;奇兵隊創設)
第3部 袂を分かつ晋作と玄瑞(二人の進む二つの道;玄瑞の最後;長州藩の危機;クーデターによる藩論統一;新しい舞台;晋作の死)
著者等紹介
池田諭[イケダサトシ]
1923年広島県生まれ。広島文理大学文学部卒業。新潮社嘱託を経て文筆活動に入る。1975年没、享年52(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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なつきネコ@着物ネコ
9
高杉の藩に拘り力をためる長州割拠論と久坂玄瑞の藩を超えた志士の連合、2つの路線。久坂玄瑞が見た日本の形が見えてくる。この本の中には吉田稔麿が低い身分の者達による隊の結成なども見える。これは松蔭四天王のうち三人の思想と言うのが見えてわかりやすい。晋作は考えていなかったが、久坂と稔麿は四民平等を考えていたんだろう。しかし、玄瑞の攘夷思想による志士連合は潰えてたが、玄瑞の尊王による天皇の思想。それは天皇自身の思想的な徳を問いつづける尊王。この意味では現天皇家にも久坂玄瑞の尊王の精神は生きているのかもしれない。2020/08/25
hase45
2
時系列で出来事が整理されていて分かりやすい本でした。どこでこの2人の歩む道が分かれてしまったのか、考えさせられます。2018/06/02
月並
2
2人の生き様がかっこいいなあと感嘆しました。久坂のやったことが後世に実らなかったのは残念です。2016/06/27
Go Extreme
1
歴史は若い人達のもの・彼らによりのみつくられる 恵まれない思想状況の中で精一杯考え行動 松陰に導かれる二つの才能: 村塾の竜虎 兄の遺志を受け継ぐ玄瑞 明倫館にあきたらぬ晋作 村塾時代 学びながら行動する 師弟の対立 松陰の死を生かすもの 村塾の理念を実践へ: 村塾をひきいる二本の柱 長井の航海遠略策と玄瑞 晋作が上海で見たもの イギリス公使館襲撃 攘夷の急先鋒玄瑞 晋作の苦悶 奇兵隊創設 袂を分かつ晋作と玄瑞: 二人の進む二つの道 玄瑞の最後 長州藩の危機 クーデターによる藩論統一 新しい舞台 晋作の死2024/09/20
kt
0
高杉晋作と久坂玄瑞という激動の幕末で躍動した萩出身の若者の人生について、師・吉田松陰との関係性や様々な傑物との交流、手紙のやり取りなども取り上げながら解説されており読んでいて非常に引き込まれた。 玄瑞ははという枠を超えて理想を追求。晋作は強い藩から国を変えようと行動。路線は違えどともに国を思う情熱を感じずにはいられなかった。2026/05/06




