- ホーム
- > 和書
- > ビジネス
- > 仕事の技術
- > リーダーシップ・コーチング
出版社内容情報
世界各国で300件超の人材育成・組織変革を行った組織心理学のプロにして元外交官が明かす、部下の成長を促すマネジメント。
内容説明
なぜ、あなたの部下は次々と辞めていくのか?上司一年目からベテランまで知っておきたい「部下を成長させるマネジメント」。部下が、チームが、会社が変わる「4つの法則」。
目次
序章 なぜ「たったひと言」で組織が変わるのか?(「会社のために」では、部下はついてこない;「変化に強い組織」のつくりかた ほか)
第1章 部下の「可動域」を広げよ―成長の法則(部下の自己実現を支援する「3つの視点」;「挑戦できる部下」を育てる「リフレーミングのフィードバック」 ほか)
第2章 チームの「心の壁」を壊せ―関係性の法則(部下をどれほど理解しているか?;部下とは「横の関係」をつくれ ほか)
第3章 「ロジカル上司」に部下がついてこない理由―感情の法則(ロジックよりも「感情」を大事にせよ;「アメとムチ」のメリット、デメリット ほか)
第4章 「最高の職場」をつくる方法―環境の法則(最高の環境をつくりだす「意外な方法」;部下との距離を、どう取るか? ほか)
著者等紹介
國武大紀[クニタケダイキ]
エグゼクティブコーチ。株式会社Link of Generation代表取締役。1972年生まれ、滋賀県長浜市出身(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
tkokon
5
【質問=フォーカス】巻末のコラムが一番良かった。「質問には一瞬でフォーカスを切り替える力がある」「質問の質を決めるのは質問者の意図」「質問力と傾聴力は比例する」○「君ならどうやってこの仕事をやり遂げますか?」「○○さんが仕事で大切にしたいことは何なの?」「以前ほど仕事にやりがいを感じられない理由は何?」●質問のボキャブラリーを持つことが大事。貯めていこう2022/03/12
難波猛
4
#読書 ◆フィードバックの法則=成長・関係性・感情・環境 ◆上司は正解を与えず考えさせ、セキュアベース(安全な基地)を作る、相手の可能性を信じる ◆完璧主義を捨てる、成果イメージの共有、信じて手放す ◆1on1構造化=経験の振り返り→テーマ設定→現状明確化→理想明確化→ギャップ解消→行動目標→コミット勇気づけ ◆信じて任せる、責任を取らせる勇気 ◆心の扉は内側からしか開かない ◆質問でフォーカスを変える(未来志向) ◆傾聴=内的(自分)→集中的(相手)→全方位的 ◆アイデンティティが価値観や行動を規定2023/08/26
HIROKO
4
フィードバックで本来の効果を発揮するために重要なこと。ラポールを築いて、心理的安全性を作ること、相手の可能性(伸びしろ)を信じること、結果よりもプロセスに焦点をおく、たまたま良い結果を出したのではなく、正しいプロセスであったかどうかを見る。主体性を尊重するような関わりに重きを置きプロセスをアドバイスする。「失敗」=「成功の財産」リフレーミングを使ったフィードバックが出来るのが大切。2022/07/30
モンジャ
3
オーディオブック。全方位的傾聴という言葉は初めて知りました。環境的傾聴ともいう。本人の言ってること、言外のメッセージ、周囲の環境も含めて傾聴し観察する事。この本の内容とは関係ないのですが、読解力も傾聴には重要な気がしてて、相手の言っている事を言っている通りに理解する事は読解力に通じるものがあり、言っている事を過不足なく受け入れる事、言い換えれば余計な詮索や聞きたくない事を省かないといった事も重要なのかなと、書いてない事を考えていました。2023/11/15
かなかな
3
2023年11月7日(火)audiobook。 『その「ひと言」でチームが変わる最高のフィードバック』 人には感情がある。同じことを言われてもどの人にどんな言い方をされるかによって感じ方は変わる。 完璧主義は捨てる。 議論に勝って勝負に負ける件。 優先順位より劣後順位を考える。2023/11/08