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出版社内容情報
松尾豊氏の最新書き下ろし収録!人工知能は日本経済に成長をもたらすか?東大教授の柳川範之や松尾豊、リクルートAI研究所など、最先端のレポートを1冊に集約!
内容説明
果たして、日本は「主導権」を握れるか?成長か、衰退か―未来の可能性に投資せよ!『人工知能は人間を超えるか』の著者松尾豊氏をはじめ、6本の論考を収録。
目次
第1章 人工知能が変えるビジネスと社会の将来像
第2章 誰でもAIを使えるインフラ整備を
第3章 日本はなぜICT革命に乗り遅れたのか
第4章 中小企業の「生産性向上」戦略
第5章 技術革新に伴う投資対象の拡張
第6章 イノベーションに向けた新しい投資構造
著者等紹介
柳川範之[ヤナガワノリユキ]
1988年慶應義塾大学経済学部通信教育課程卒業。1993年東京大学大学院経済学研究科博士課程修了。経済学博士(東京大学)。慶應義塾大学経済学部専任講師を経て、1996年東京大学大学院経済学研究科助教授、同准教授を経て、2011年より同教授。NIRA総合研究開発機構理事。東京大学金融教育研究センター・フィンテック研究フォーラム代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゆうき
3
日本はTFP(資本や労働など量的な生産要素を除いた質的な成長要因のこと)成長率が1990年代以降低下した。(アメリカと比べても顕著に低い)原因はICT革命の恩恵を受けていないこと。 ICT生産産業では、年率4%を超える成長が続いていたが、ICTとそのサービスを投入する産業において生産性の伸びが停滞した。2018/03/17
ペンギン伊予守
3
第3章の無形資産投資の日米比較の論考が秀逸でした。2017/12/06
takao
2
無形資産への投資(情報化、革新的資産、経済的競争化)2023/12/12
しゃちほこ
2
タイトルは煽り気味だが、内容は財務省財務総合政策研究所の研究会「企業の投資戦略に関する研究会 -イノベーションに向けて-」 https://www.mof.go.jp/pri/research/conference/investment.htm の結果がベースになっており、本書の中心である無形固定資産投資の分析は大いに参考になる。2019/06/23
Taizo
1
「人工知能によって人の仕事が奪われる」という記述は最近至る所で目にする。ネガティブな文脈で語られることが多いような気はするが、個人的にはポジティブな面も無視はできないと思う。 仕事がなくなるというと金銭面ばかりが取り上げられるが、これは労働ー対価の資本主義的パラダイムに我々が染まっているからに他ならないと考える。 辛い労働がなくなって生活にゆとりができるのであればそれは歓迎すべきだろう。 人類は資本主義を脱し新たなパラダイムに入るのだろう。その時の経済の役割を解説した一冊。2018/12/30