きみたちはどう迷うか―これからキャリアを築くために必要なこと

酒井 穣【著】

大和書房（2012/09発売）

• サイズ B6判／ページ数 222p／高さ 19cm
• 商品コード 9784479793595
• NDC分類 366.29
• Cコード C0095

出版社内容情報

やりたい仕事ができない、給料が安い、転職するべきかなど若者の悩みは共通。２０代のうちに読み終えておきたいキャリア開発の教科書

内容説明

仕事人生は“選択の連続”でつくられる。「人生で成功したい」「進路に悩んでいる」「上司がわかってくれない」「転職しようかな」「もっとビジネスを学びたい」「育成する立場になった」手持ちのカードに正解はあるのか？ある若者がマネージャーになるまでの物語。

目次

序章　成功ってなんだろう？
第１章　初めて会社と向き合うとき
第２章　永遠の内定者
第３章　会社は民主主義じゃない
第４章　ビジネスを座学で学べるか
第５章　現実的に考えるとき
終章　生きるということ

著者等紹介

酒井穣［サカイジョウ］
フリービット株式会社取締役（人事担当、長期戦略リサーチ担当）。特定非営利活動法人ＮＰＯカタリバ理事。沖縄県キャリア形成支援プログラム協議会員。１９７２年、東京生まれ。慶應義塾大学理工学部卒。Ｔｉｌｂｕｒｇ忠学ＴｉａｓＮｉｍｂａｓビジネス・スクール経営学修士号（ＭＢＡ）首席（Ｔｈｅ　Ｂｅｓｔ　Ｓｔｕｄｅｎｔ　Ａｗａｒｄ）取得。同ビジネス・スクール２５周年記念では、スクールの発展に寄与した２５人のＶＩＰの１人に選ばれている。商社勤務後、オランダの精密機械メーカーにエンジニアとして転職、オランダに移住する。２００６年、ベンチャー企業Ｊ３　Ｔｒｕｓｔ　Ｂ．Ｖ．を創業し、最高財務責任者（ＣＦＯ）としての活動を開始。２００９年、フリービットに参画するため帰国。現在は東京大学（Ｌｅａｒｎｉｎｇ　Ｂａｒ）や慶應ＭＣＣ、中央大学ＭＢＡなどでゲスト講師も務める（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[Taizo]

できることをやる→やりたいことをやる→すべきことをやる。この順番なのだそうだ。確かに、初めからやりたいことが見つかっていて、かつそれができることだった、というケースは稀だろう。そういう方は本書を読む必要すらないと思う。（自分含め）それ以外の、「自分のやりたいことはこれなのか？」「本当に今のままでいいのか？」と迷っている方、そういう方は上記の順番を意識すると良さそう。まずは今の職場でできることを増やす、そのために仕事に全力で取り組む、没頭する。焦らずそこから始めるのがいいだろう。

2021/06/20

[daidainngo]

色々とキャリアや人生に悩んでいたので読んでみた。なかなか自分には良い薬だと思った。今の自分には「明るさ」と「素直さ」が足りないと感じた。また、今の苦難を乗り越えなければ成長することはできない。自分にはまだまだ改善しなければならないところが多々あると感じた。読めて良かった。

2019/05/30

[Ryo]

A君には先生がいて幸せだなあ。20代の会社入って数年経って辞めたいとか思ってる頃合いに読んだらちょうどいいかもしれません。20代の頃にこの本に出逢ってたかったな。A君の成長がスムーズすぎてちょっと憎たらしくもなるけれど（笑）色々考えさせてくれる本でした。良かった。

2013/02/11

[めい]

キャリア以外の悩みを持っている時に読んだけど、元気が出るような本だった。内定をもらったA君が他の人と違うとして挙げた「明るさ」や、先生のアドバイスとして、自分の意見を練り上げる際には、途中でネガティブな意見が入っても、最終的にはポジティブにクローズすることというのが印象に残った。

2014/01/05

[いくみ]

読書のすすめで紹介されていたので、読んでみました。アブダクションの話が興味深かったです。

2013/02/20