やりがい論―「自分探し症候群」から抜け出すために

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  • サイズ B6判/ページ数 212p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784479792208
  • NDC分類 336.04
  • Cコード C0030

内容説明

「働く」のって、何のため?もっと自分らしく生きたい人へ、元リクルート「就職情報誌」編集長による勇気の言葉。

目次

序章 転職って、いいこと?悪いこと?
第1章 あれこれ悩むより、まず「社会人のプロ」になれ!
第2章 自分の価値が上がれば、心の自由が手に入る
第3章 視点を変えれば、人生は劇的に変わる
第4章 現実に向き合うことで、人は成長する
第5章 いつか必ず「なりたい自分」に出会える

著者等紹介

田中和彦[タナカカズヒコ]
株式会社プラネットファイブ代表取締役。人材コンサルタント/コンテンツプロデューサー。1958年、大分県生まれ。一橋大学社会学部卒業後、リクルートに入社。人事課長として、新卒採用・中途採用・教育研修・能力開発などを担当。広報室課長を経て、転職情報誌『週刊ビーイング』、『就職ジャーナル』など4誌の編集長を歴任。ギャガ・コミュニケーションズ/バイスプレジデント、キネマ旬報社/代表取締役を経て、現在は、企業の人材採用・教育研修・モチベーション戦略などをテーマにコンサルティングを展開する株式会社プラネットファイブ代表取締役。“今までに2万人以上の面接を行なってきた”人材コンサルタント兼コンテンツプロデューサーとして活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

テツ

22
自分探し。そこから見い出せる(気がする)人生や仕事に対するやりがいという甘えた幻想を解剖する。急にこの瞬間に見つかる理想の自分なんていう都合の良いモノは存在しない。人間は生涯を通して自分を探求し続け、死ぬまで自分を創り上げていかなければならない。そのために必要なのは自分探しなんていうモラトリアム期間にありがちな無駄にほっつき歩く時間ではなく、まず自分の足で一歩踏み出し自分の力で生きること。あたりまえに自分の存在を維持する力を身につける過程だけが次に進むべき道を指し示してくれる。2018/03/19

よく読む

7
最近は自分探しの煽りで悩める学生が多い。大事な20代をそんな無為に過ごしていいのか。著者は就職ジャーナルの元編集長は問う。頭でっかちに考えてばかりにならず、小さな一歩でもいいのでまずは体を動かす。その一つ一つの積み重ねの先にやりたいことや、自分自身が見えてくる。そもそも、最初からうまくいった人や、やりたいことに向けて直線的なキャリアを築くのが正解ではないのだ。2017/03/08

newpapa

2
 「自分探し症候群」とは上手く言ったものです。私も社会が言う「夢」という名の幻想を信じていました。  ある人がこう言っていました。「勉強」と「学問」の違いは、勉強はお金をもらうためにするもの。学問をお金を払って行うもの。これは「仕事」と「夢」の違いにも当てはまる。仕事は、お金を得るためにするもの。夢は楽しむためにするもの。  「夢」でお金を得ようとは甘いのである。ただし、才能と仕事が合えば、幸せである。大切なのは、自分の才能を知ることである。そしてそれを活かせる仕事を探すことである。2014/03/16

かかし

1
とりあえず口だけじゃないようになろう2008/09/28

グルー

0
具体例は様々書かれているが、とにかく今を生きることが大切。やりたいことは心の奥底に持ちつつ、やることをやっていればいつのまにか道は開けてくる。 同種の本と比較すると、「やることをやっていればお金は後からついてくる」となっていないところが現実的ではある。2015/02/17

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