内容説明
落ち込みパターンのすぐ横にスイッチはある。時間にまかせる知恵をもとう。元気ぶるのは悪いことではない。手帳に「!」をたくさん仕込む。自分にやさしい生き方を取り戻そう。毎日を気持ちよく生きるための自分コントロール方法がたっぷり。
目次
第1章 そんなに身がまえないほうがずっと生きやすい―もっと自由に自分をオン・オフするために
第2章 成功に進むより「幸福」に帰ろう―なぜいつも、「がんばる!」を選択してしまうのか
第3章 暗さの中で気持ちをつなぐ「星」となるもの―はてしなく落ち込んだときにどう「オン」を押すか
第4章 心身の「元気の波長」を正確に合わせる―体をオンにしてこころをオフにする方法
第5章 暮らしに「ポジティブ小物」を取り入れよう―いい自己暗示で二十四時間を埋めつくす
第6章 さあ、これが自信をつかんだあなたです―「うまく」より「自分らしく」に全部がきりかわる
著者等紹介
斎藤茂太[サイトウシゲタ]
1916年東京生まれ。慶應義塾大学医学部で精神医学を専攻。医学博士。精神科医。斎藤病院名誉会長。そのほか、日本精神科病院協会名誉会長、日本ペンクラブ理事、旅行作家協会会長など多数の役職を兼務する。歌人・斎藤茂吉の長男。作家・北杜夫の実兄(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
6月うさぎ
2
斎藤さんの言葉はすーっと染み入ります。気分転換って本当に簡単なことなのに疲れていると意固地になってしまうもの。だれも褒めてくれないならせめて自分だけは褒められるようになれたらいいな。2014/06/18
パン太郎
0
例えば家事を、ストレスの原因ではなく、それを解消する手段にする。そうかー、と感心しました。ドラマみたいに終わってきゅーっとワインなんか飲み干したらかっこいいけど、情けない自分はもう一杯欲しくなりそう。2016/09/08
madoka
0
著者のコンプレックスがハイレベルすぎて、挫折しそうになる。こころのスイッチどころではない。
さえ
0
書いてあることは正しいと思うけど、気休め程度にしかならない。2012/08/29
ぴよきん
0
大げさなことでなく、日常のふとしたことで人は幸せを感じるものだ、と改めて気づかされる本。自分にとって何か大変なことがあったときも、考え方ひとつで、物事は違って見えるのだ、と自分に言い聞かせて、またこの本を読みたいと思います。2010/02/02