内容説明
『星の王子さま』を生み出した空飛ぶ詩人のロマンティック人生。これでわかった!この1冊でサン=テグジュペリ通。
目次
世界的ベストセラーの作者は、なぜ「天才」なのか?独自の視点で鋭く切る!サン=テグジュペリ天才の理由
第1章 本当に大切なものを探し続けたサン=テグジュペリの考え方
第2章 世界的ベストセラーを生んだサン=テグジュペリの世界
第3章 最期の瞬間まで飛び続けたサン=テグジュペリの夢見る人生絵巻
第4章 彼の見ていた風景が見える、キーワードで読み解くサン=テグジュペリ
第5章 空飛ぶ詩人は実際こんな人でした、エピソードでわかるサン=テグジュペリ
著者等紹介
齋藤孝[サイトウタカシ]
1960年静岡県に生まれる。東京大学法学部卒業。同大学院教育学研究科博士課程を経て、明治大学文学部教授。専攻は教育学・身体論・コミュニケーション論。「斎藤メソッド」という私塾で独自の教育法を実践(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ikedama99
6
職場の図書館の本。「星の王子様」、「夜間飛行」、「南方郵便機」は読んだと思う。でも、その人となり・・はうろ覚えの感じだったので、このような本で知ることも多かった。「星の王子様」だけではわからないことも、人となりがわかるとつながる部分も多い。他の作品も読んで見たい。「人間の土地」、「戦う操縦士」など。シリーズもので、図書館には「ユング」もあったので、読んで見ようかと思う。2022/01/23
布遊
6
「星の王子さま」は、世界で100か国語以上に翻訳され、「聖書」「資本論」に次いで売れ続けているベストセラーとか・・わたしの「星の王子さま」デビューは遅く、数年前。今は星の王子さま人形を作るほどのファンとなった。「大事なことは目に見えない・・」このフレーズは有名だが、わたしの場合は、「めんどうみたあいてには、いつまでも責任があるんだ・・」このくだりが気になる。今回の本は、齋藤孝風に、サン=テグジュペリの天才の所以を説明しているわけだが、偉人伝は、時系列に書いてある方が分かり易いかと思った。2016/06/04
ごえもん
4
1年ぶりくらいにエルパに行ってAKUSHUという本屋さんで見つけた一冊。 英語の教科書にも出ていた「星の王子さま」。中学の時に出会って今まで何回か読み直している本。箱根の星の王子様箱根の星の王子さまミュージアムにも行った。その作者、サン=テグジュペリを「天才」として取り上げた本。 飛行機乗りであることが文学者としての成功のカギという、夜間飛行での孤独と天空から見る地球という環境は重要な立ち位置だったのだろう。星の王子さまは時々読んで忘れたいたものを思い出しておきたい1冊。2021/02/11
あちこ
2
わたし用に借りた本。実は読んだことがない「星の王子さま」。ちょっとついていきにくかったのよ、文章に。でもここで解説してもらったので、なんとなく理解。2013/09/20
とみひー
2
この本のおかげで、本棚で眠っていたテグジュペリの本を読み返す事ができました。本当に、この本に感謝してます。