出版社内容情報
子供の課題を教師が一人で抱え込んだり,スクールソーシャルワーカーに丸投げしたりしないために,知るべき理論と実践方法を解説。
目次
第1章 教育と福祉の連携―子供の課題を解決するための「チーム学校」(教育と福祉のつながり;子供と保護者、教員にとってのSSW ほか)
第2章 SSWの仕事―何ができるのか(福祉のスペシャリスト;SSWの視点と援助過程 ほか)
第3章 先生の困りごと 子供の問題行動(不登校;発達障害 ほか)
第4章 ケースメソッドで考えてみよう(ケースメソッド教育とは何か;貧困―小学5年生 水森真奈美の生活 ほか)
第5章 知っておくと便利な法制度・社会資源(社会資源の使い方のコツ―顔見知りの関係による連携;社会資源へのアクセスの仕方 ほか)
著者等紹介
朝倉隆司[アサクラタカシ]
東京学芸大学教授。保健学博士
竹鼻ゆかり[タケハナユカリ]
東京学芸大学教授。博士(看護学)
馬場幸子[バンバサチコ]
関西学院大学准教授。博士(社会福祉学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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かりんとー
5
SSWは必要ですね。でもほとんど非常勤。待遇改善が急務。2024/02/24
saiikitogohu
4
「ある患者へのケアの場面において、看護師は他の看護師や医師がどのように判断し行動するかが、お互いの中にイメージできることが協働実践を成り立たせていると指摘している。…S S Wからすれば、教員、養護教諭、管理職という学校の職員がどのような価値観を持ち、目標を持ち、判断し行動するかがわかること…協働実践の共同主観性が成立すること」29「チームとしての学校という教育施策…教員は教育するという専門性にできるだけ専念し、学校に配置された心理や福祉の専門職に子供の問題解決に取り組んでもらおうというねらい」322020/01/04
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- 和書
- 時の剣 講談社文庫