論理的思考の技術―「考える脳」をつくる50の方法

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  • サイズ B6判/ページ数 270p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784479790877
  • NDC分類 141.5
  • Cコード C0012

内容説明

「考えられる能力」とは人間の頭脳に初めから備わったものではなく、自分で身につけ、磨いていかなければなりません。私たちはそのための技術を学習し、ものごとを正しく判断して論理の筋道をうまくつかみ取る必要があるのです。「考える脳」は、「意思決定できる脳」に結びついています。あなたの意思決定の邪魔をする「認識のワナ」にはまらないために。「壁」にぶつかったときの実践的バイブル。

目次

第1章 「論理のワナ」にだまされてはいけない(能力の限界につきあたるとき;脳は先入観から「錯覚」を起こす ほか)
第2章 考える脳の「プロセス」を学ぶ(多くの情報の中から必要なものだけを取り出す;もしも知能が「自動操縦」になったら ほか)
第3章 「考えない脳」は問題を複雑にする(「視覚システム」で問題を考えることの意味;断片的な情報を「すべて」だと思いこんでしまう錯覚 ほか)
第4章 「あいまいな問題」の輪郭をとらえる(「直観」はどこまで頼れるか;「実際の価値」と「心理的な価値」は一致しない ほか)
第5章 意思決定が「論理的思考」へと導く(すぐに明確な解答を求める必要はない;自分の意図を具体化し、実行に移すまで ほか)

著者等紹介

オリヴェリオ,アルベルト[オリヴェリオ,アルベルト][Oliverio,Alberto]
ローマ大学(ラ・サピエンツァ校)教授(心理学)、精神生物学・精神薬理学研究所所長。人間の理解力と記憶、感情との関係について興味を抱き研究を続ける。脳科学研究の世界的第一人者

川本英明[カワモトヒデアキ]
1955年奈良県生まれ。早稲田大学在学中よりイタリア語、イタリア文学を学ぶ。ペルージャ国際大学留学後、イタリア文学やイタリア映画の研究を続けている
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ブルーハート

4
類推する力というのは私が考えている以上に重要なものかもしれない。だって、無から有は生じないもの。だが、ここではたと考える。乳児の知識の源泉を。2017/06/22

鮫次郎

4
図書館にて読了。お堅そうな論理的思考ですが、結局、論理的思考が出来ていない思い込みの強いヤツのほうがアタマが堅いてな事があらためてよく分かりました。とりあえず、知識の幅を広げるため引き続き読書をし、起こすアクションについても、『何をどれだけいつまでに』を明確にし、論理的思考が定着するよう努力をこれからも続けていきます!(b^ー°)2013/05/12

2
読み終わるまでしばらくかかった。心理学の知見をわかりやすく利用しながらロジカルシンキングについて書いてある本。なんだけど,とっつきにくいのは何故だろう…。文章が悪いのか,訳が悪いのか。うーん。2009/09/21

双葉

0
図書館から借りて読了。他の人も書いてあるとおり、妙な日本語が多い。「論理の罠に騙されないために」なども含めて「頭ではわかっているけど実践するのが難しい」ということが多い。結局、論理的思考を意識しつつ、経験値を高めなさいということなのかな。2011/05/24

ぐだぐだ

0
フレーミングやらサンクコストやら。とにかく人の思考には陥りやすい罠がちょいちょいあって、これだ!とすぐに飛びつくのは大変危険なようす。慎重に。2018/01/28

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