内容説明
グズはなぜ大忙しなのか？言い訳の達人、完璧主義者、段取りばかりの人、遠慮しすぎる人…グズの原因を明らかにし、スッキリした人生に向かうための“心の処方箋”。
目次
第１章 今やればいいと、わかっているのに…―考えすぎて全部「先のばし」する人たち（なぜ、すぐできないのだろうか？；できない理由を数える前に ほか）
第２章 内気でやさしい性格が、グズを育てている…？―遠慮しすぎて「自分の才能」に気づかない人たち（“悩みが多いこと”は悪いことではない；内気さの中にある素晴らしい能力 ほか）
第３章 挑戦する前に、「言い訳」するのはもうやめよう―「やっても無駄」と簡単にあきらめる人たち（成功する人は、運を呼び込む努力をしている；毎日の“小さな達成”は、必ずあなたの自信になる ほか）
第４章 グズをなおす、人づき合いの極意―他人を信用できない人たち（“ひきこもり”もグズの一つ；第一印象をよくする、こんな方法 ほか）
著者等紹介
斎藤茂太［サイトウシゲタ］
１９１６年生まれ。医学博士。日本ペンクラブ理事。斎藤病院名誉会長。長年、家族・夫婦・子育て・心の病・ストレスをあつかってきた著者は、８６歳を迎える今なお“心の名医”として、悩める現代人を安らぎにいざなう。また、執筆、講演活動などでも活躍中
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
DRAW
3
著者は高齢の精神科の先生です。内容はグズを自覚する人（自分もその内の一人）なら共感できると思います。薬ではなく、活字の処方といったところでしょうか。前回読んだ本の内容も含め、精神科の先生ってこういうこと言うんだなぁ、と確認できました。2015/08/09
Humbaba
3
すぐ動けない，グズになってしまう理由はたくさんある．しかし，どのような理由があれ，先のばしをするという結果に変わりはない．そのような生き方を続けていくよりも，原因に応じて治すことで，より豊かな人生を送ることが出来るようになる．2011/06/07
棕櫚エリコ
2
「グズ」という単語が頻出の本文。その文字を見ているだけで気落ちしてきた自分はグズで間違いない。2012/12/02
かすくり
2
やはり、読むだけじゃなく、実践が重要な本だと思う。2012/08/20
読書らいおん
2
パラパラと読了。いくつかノートにメモとりました。自分のグズを記録する「グズ記録ノート」はいいかも。環境を変えたり、マンネリを変えたり、楽しみながらグズを克服していこうと前向きになれる本。2012/03/25
