出版社内容情報
レギュラー争い、ケガ、勝ち負けのはっきりする競争の世界――。
「どこまで頑張らせていいか」
悩んでいる親、部活の顧問、コーチへ
豪華対談収録!
「心はリソース。派手に扱うと尽きてしまう」為末大氏
「怒りでチームはまとまらない」益子直美氏
内容説明
レギュラー争い、ケガ、勝ち負けのはっきりする競争の世界―。どこまで頑張らせていいか。悩んでいる親、部活の顧問、コーチへ。生活習慣の整え方、子どもの話の聴き方―。健康教育学に基づく、いま知りたい心の仕組み。
目次
序章 「体育会系」をひらく(心地よい環境をつくる3つの条件;「空気」がメンタルヘルスをも支配する ほか)
第1章 スポーツにメンタルケアが欠かせないワケ(アスリートの3人に1人がメンタルヘルスの不調を経験;アスリートにかかるプレッシャーの数々 ほか)
第2章 知っておきたいメンタルケアの基本(メンタルヘルスの課題は誰にとっても自分ごと;「メンタルヘルス不調・障害に陥りやすい人」はいるのか? ほか)
第3章 子どもの心の支え方、伸ばし方(規則正しい生活習慣を身につける;不調をキャッチする ほか)
終章 子どもたちに新しいスポーツの未来を(変わり始めたスポーツ界とともに;弱さをさらけだせる社会へ ほか)
著者等紹介
小塩靖崇[オジオヤスタカ]
国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所常勤研究員。1987年、岐阜県生まれ。三重大学医学部看護学科を卒業。病院での臨床を経た後、東京大学大学院教育学研究科にて博士号(教育学)を取得。健康教育学が専門。2017年から国立精神・神経医療研究センターにて、若者のメンタルヘルス教育と研究に従事。学校やスポーツでのメンタルヘルス教育プログラムの開発や学校教員向けの教科書執筆に携わっている。アスリートとの協働で進めるメンタルヘルス啓発プロジェクト(よわいはつよいプロジェクト)について研究の観点から関わっている。若年層が健康かつ幸せに育つ社会を目指して、研究と実践の橋渡しに取り組んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。