出版社内容情報
自分にぴったりのものに出会うヒント
スタイリストの草分けとして、数多くの雑誌で魅力的なスタイルを提案してきた原由美子さん。
本書は、原由美子さんが、ふだん何を考え、どのように暮らし、スタイルを生み出しているのかを綴った初のエッセイ集です。
自分で考えて、感じて、いちばん良いと思うものを見つけ、それらとどのように付き合っていくのかを、豊富なエピソードや写真をまじえながら紹介します。
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内容説明
自分にとっての定番にどのように出会い、どう付き合っていくか。スタイリストの先駆者・原由美子さんがつづる衣・食・住、そして仕事のこと。
目次
朝食
スニーカー
サングラス
好きな色
カーディガン
きれいな色
アクセサリー
ブローチ
クローゼット
ガウン
バンダナ
ピンク
たかがTシャツ
されどTシャツ1
されどTシャツ2
制服
ジバンシィとオードリー
平服
大きなテーブル
椅子〔ほか〕
著者等紹介
原由美子[ハラユミコ]
慶応義塾大学文学部仏文学科卒業後、1970年に『アンアン』創刊に参加。仏・ELLEページの翻訳スタッフを経て1972年よりスタイリストの仕事を始める。以後『婦人公論』『クロワッサン』『エル・ジャポン』『フィガロジャポン』『和樂』など数多くの雑誌のファッションページに携わる。近年は着物のスタイリングでも活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
meg
6
制服に関して、「もし志望校に制服があったら、むしろラッキーととらえていい」というくだりがあり、自分の母校を思い出した。~以下自分語りです~母校は制服はあったがかなり自由で、生徒手帳でも服装に関しては図解で1頁しかなかった。制服はあったが、スカートの丈は長すぎず短すぎず、みたいにかなりざっくりしていた。が、何故かルーズソックスを目の敵にしている先生がいて、履いている生徒がいると説教が始まった。校則では「靴下は華美ではないもの」としか書かれていなかった。一体何を根拠に説教していたのか、今でも謎のままである。2024/08/16
uchiyama
5
首筋が寒々しくなってくる年齢には、バンダナは使えるかもしれないな、使ったことないけど、等思う一方、これだけ貧富の差や世代間の不公平が顕在化してきたなかで、著者の経済状況と直結した衣食住について語られた本というのは、ますます空疎なものには感じられてしまうな、ということはあって、複雑…。2024/12/10
けん
4
★3.02025/04/20
Go Extreme
2
3シーズン袖を通さなかった服→処分 なるべく自然の温度と付き合いながら生活したい ハレの場での平服指定 衣食住の生活リズムが助けてくれる 読者に見て欲しい・洋服をその人らしく切ることが大切 日々のニュースを見る→心がざわつく→朝食の習慣で体調・気分維持 地球上で洋服を着て暮らしているのは人間だけ 新しい物探しが必要な時もあるが、身についたお気に入りは長く大切に着たい 2024/08/16
1700
1
憧れのスタイリストさんの本。私物の写真がたくさんありよかった。2024/12/13