出版社内容情報
料理の美味しさを追い求めた料理人の食材へのこだわり、調理の工夫、美味しさの秘訣、本当のもてなしの精神から『粋』の世界がわかる
内容説明
27歳で原宿の最先端コープオリンピアで開店して50年。進化しつつも変わることなく、舌の肥えた人々の心と胃袋に応えてきた「重よし」の主人・佐藤憲三氏が自ら綴る料理の勘所“重よしの呼吸”。
目次
第1章 ごはんに一汁一菜もよし(料理を作りたくないときは作らない)
第2章 和食の華、魚を知りましょう(食材の価値を知る―人のからだは、その人が食べた物でできている;市場の楽しみ ほか)
第3章 出汁は鰹昆布出汁には限らない(日本料理に欠かせないのは昆布と鰹の出汁です;鰹昆布出汁 ほか)
第4章 「さしすせそ」は忘れましょう(知識と感性―旬味を自在に取り合わせる;あさりのむき身煮・揚げ蕗の薹 ほか)
第5章 大切なことはみなお客さまに教わった(カウンター料理の楽しみ;クルーズ船gunt^uガンツウの料理 ほか)
著者等紹介
佐藤憲三[サトウケンゾウ]
1944年東京生まれ。立教大学経済学部卒業後、67年名古屋「重よし」入店。72年原宿に東京「重よし」開店(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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