出版社内容情報
サンデー・タイムズで「20世紀を作った1000人」に選ばれたOSHO。寓話から多くの学びを得ることができる。
目次
海の音楽
人生は、私たちが創造するとおりになる
手放すことを手放す
宗教的な思考とは?
恐れの寺院はない
悪魔の言葉
勇気
野心と劣等感
十歩だけ先
壊れることのない永遠の愛〔ほか〕
著者等紹介
Osho[OSHO]
1931年インドに生まれる。1990年没。現代の神秘家であり、その人生と教えは、今もあらゆる世代の何百万という人々に影響を与え続けている。英国「サンデー・タイムズ」紙は「20世紀を作った1000人」の1人に選出した。彼の著作は世界58の言語に翻訳され国際的なベストセラーとなっている
Amy Okudaira[AMY OKUDAIRA]
奥平亜美衣。作家。1977年兵庫県生まれ。お茶の水女子大学卒業後、ロンドンに約半年間、パリに約4年間滞在し、日本へ帰国。会社員生活を送っていたが、2010年に『アミ小さな宇宙人』に出会ったことで、スピリチュアルの世界に足を踏み入れる。2012年『サラとソロモン』と出会い、「引き寄せの法則」を知る。自身の経験を伝えるべく立ちあげたブログ「人生は思い通り」が評判になり、本を出版。著作は次々とベストセラーとなる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
百栗豆茶
2
OSHO寓話集。人間はこの世のランプである。「人は、その人が見るもので満たされる。小さいものを見る者は小さいもので満たされ、偉大なものを見る者は偉大なもので満たされる」「問題が何であれ、その根本的な原因は、自分の外側に何がしかの安心を求めていることだ」「人生は自らが創る通りになる。人生は自分自身による絶え間ない自分の創造である」。講話本ではないためか、訳が少し難い気はしますが、人生とは何か、どう生きるか、を問う良書だと思います。2021/09/24
ワタナベ読書愛
0
2019年刊行。インドの哲学や宗教的な修行などについて、皮肉とユーモアたっぷりの小話60篇でもって、本当に魂がきれいな人とはどういうことか?を教えてくれる本。昔話をよっと読む気軽さもあるが、読み込むと深い。変に威張っている自称・聖人とか、見栄ばかり張って心がなっていないエライ修行者などの様子がよくわかる。スピリチアルや精神的な話なのだが、実際の暮らしの中にもこういう人があるなあと思いながら読んでいた。間違った方向に全力で突き進んでいても、周りも本人も自覚がない状態がいろいろ書かれている。刺激的な一冊。2025/06/03
あたぱ
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OSHOはインド出身の神秘家。英国の新聞社が選ぶ「20世紀に世界を変えた1000人」に選ばれているそうだが、初めて読んだ。彼が生前に語った、真理についていのたとえ話や、逸話集である。どれも短編だから、その日の気分で開いたところを読むと、自分に適した教えが学べるのではないだろうか。 個人的な感想だが、話によっては前のものと矛盾しているように思えたり、理解できないものもあった。宗教は、経典や宗教団体の中に存在するのではなく、個人の中、人生にあるのだから依存したり探すものではない、という考え方には共感した。2020/01/14