出版社内容情報
「才能あふれる子」を育てる世界水準の教育メソッド徹底解説!モンテッソーリ、シュタイナー、フレネ、レッジョ・エミリア……世界の教育現場で絶賛されるメソッドは何が違うのか?親が子育てに活かせるヒントを網羅!
内容説明
「強み」を伸ばす子育ての秘密とは?感性、知的好奇心、集中力、自発性、やり通す力、自己肯定感―「世界を代表する7つの教育法」のエッセンスを徹底解説!親の疑問に応える教育現場レポート・先生インタビューつき。
目次
1 知っておくべき世界の2大教育法(モンテッソーリ教育―「おしごと」を通して子どもがみずからを教育する;シュタイナー教育―自然科学と精神科学から生まれた「自由への教育」)
2 世界で認められている5つの教育法(レッジョ・エミリア教育―徹底した観察から独創的な教育が生まれる;ドルトンプラン教育―ゴール達成のため「自由」と「協同」を利用する;サドベリー教育―「好きにしなさい」を徹底したら;フレネ教育―格好良い頭と何でもできる器用な手;イエナプラン教育―個人が輝く理想の民主的社会を目指す)
著者等紹介
おおたとしまさ[オオタトシマサ]
1973年、東京都生まれ。教育ジャーナリスト。麻布中学・高校出身で、東京外国語大学中退、上智大学英語学科卒。中高の教員免許を持ち、リクルートから独立後、独自の取材による教育関連の記事を幅広いメディアに寄稿、講演活動も行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
りょうみや
22
7つの教育法それぞれの本は多くあっても、ここまでまとめた本は見たことなく希少。どれも所謂お勉強だけにとらわれない子供の自主性を重んじる系の教育法と言える。7つのうちモンテッソーリとシュタイナーを2大教育法として内容の半分を占めている。個人的にシュタイナー教育は霊感的でどうしても馴染めず、モンテッソーリの方が科学的であり、教育法の軸として一つを深く学ぶならこちらが良いと改めて思う。あとはサドベリー教育に書かれている優等生こそ産業社会の部品としての教育に過剰適応してしまった犠牲者という考えは印象深い。2019/07/15
moshi
11
モンテッソーリやシュタイナー、イエナプランやサドベリー等、世界のオルタナティブ教育を教育ジャーナリストが紹介する本。どれも聞いたことはあるけど、それぞれの教育の本を読んでいるとどうしても時間がかかる。かといってwikiではイマイチわからない。ざっとそれぞれの思想と特徴を見るにはとても良い本だった。著者が見た子どもの様子や教育者インタビュー等、そこにいる人達の雰囲気が感じられる。より詳しくは巻末にあった参考図書を当たってみようと思う。2019/08/13
猫カヌレ
3
大事なのは、子供は自分自身を育てる力がある。そして大人はそれを信じてあげる。まだ子はいないけど、難しいことだけど、なるべく実践してあげたいと思いました。 レッジョ・エミリア、フレネ、イエナプランが個人的には好み。特にイエナプランについては、数年前にニュースで見た、移住者が急増している自治体の小学校で取り入れられている教育法だったので、すごく印象的だった。 あと、どんな教育を受けさせようが、コミュニケーションが大事ですね。親と子の関係で、その力を育んであげたいです。大変参考になりました。2024/10/14
ぷー
3
分かりやすく、具体例のあってよかった。 おわりに に教育について書いてあることに、なるほどと思った。 そこはまた見返したいし心にとめておきたい。。 親がいろんな視点を持つ。生きる力と生きるスキルは違う。そこそこの知力 体力、やりきる力。一緒に働きたい人に。2021/01/29
こいワい
2
著者の主観ともなるかもしれないが、並列的に見れるのはとてもよい。2023/09/18