文春新書<br> お天気ハンター、異常気象を追う

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文春新書
お天気ハンター、異常気象を追う

  • 森 さやか【著】
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  • 文藝春秋(2022/08発売)
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  • サイズ 新書判/ページ数 254p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784166613731
  • NDC分類 451
  • Cコード C0295

出版社内容情報



森 さやか[モリ サヤカ]
著・文・その他

内容説明

「観測史上初」の激烈な猛暑、「数十年に一度」レベルの豪雨や台風…。異常気象は、なぜこれほどまでに増えたのか。一方、世界ではビル・ゲイツが気象ビジネスに特化したファンドを作るなど、商機として気候変動が注目される。アルゼンチンに生まれ、英語で世界の天気を報じる実力派気象予報士が綴る、新たな教養としての「異常気象」入門。

目次

第1章 日本の異常気象(線状降水帯―梅雨前線よりも細い雨雲の帯が災害級の雨をもたらす;ゲリラ豪雨―あっという間に姿を消す神出鬼没の大雨;梅雨―東アジアの「空の水道」は災いか天の恵みか;アジアと台風―いまだかつてない「スーパー台風」の襲来も;豪雪―温暖化にもかかわらず豪雪が増える理由;高温―2100年の日本では、熱中症が季節病ではなくなる;桜―入学式に桜は昔の話!?半世紀で一週間開花日が早まった)
第2章 世界の異常気象(熱波―生物に次々と異変が。地球は「第六絶滅期」に突入か;干ばつ―実はもっとも死者数が多い気象災害の恐ろしさ;山火事―“自然の火炎放射器”が起こす火災を抑えられるか;北極・南極―「温暖化のホットスポット」北極と海氷が増える南極;大雨―激増する陥没穴とサバクトビバッタ;ハリケーン―核爆弾でも破壊できない膨大なエネルギーの渦;海洋―「海洋生物の墓場」デッドゾーンが拡大中;温暖化から始まるストーリー―ヒトは気候変動でどう変わる!?)
第3章 地球の未来予想図(勃興する気象ビジネス―ビル・ゲイツやグーグル子会社も注目;グリーンナッジ―無理強いせずに一人ひとりの意識変革を促す方法)

著者等紹介

森さやか[モリサヤカ]
NHK WORLD‐JAPAN気象アンカー。南米アルゼンチン・ブエノスアイレスに生まれ、横浜で育つ。2011年より現職、英語で世界の天気を伝えるフリーの気象予報士。日本気象学会、日本気象予報士会、日本航空機操縦士協会・航空気象委員会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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Katsuto Yoshinaga

11
コレは面白かった!構成もネタのチョイスも良い。アイドリング・トーク(≒世間話)や会話の接ぎ穂としての“お天気”はよく言われる。たまたま、積雪や山火事、南極がニュースで取り上げられていたので、本書から引用させてもらったところ、話が弾むこと、弾むこと。「宇宙と地球の境界線は1000キロ。空気が密集する対流圏は10キロ程度。それは、地球をテニスボールに見立てるとセロテープを貼った程度。そんなペラペラの空間で水が大気とダンスして雲を作り…」というツカミからわかりやすく、興味深い。もっと評判になっていい。良書!2023/02/07

復活!! あくびちゃん!

8
異常気象に関するコラムをまとめたもの。かなり幅広く書いてあるため、気象の基本を学ぶには向いていないが、興味を持つための本としては良いと思う。『異常気象』とよく言われるが、たかが40~100年位の間での異常数値のことであり、個人的には地球という星においての通常の活動の様な気がする。だって、地球上のどこかが暑くなれば、バランスをとるためにどこかが寒くなるのだから。ただ、人間は100年も生きられないから『異常気象』と感じる。ゆえに気象は面白いのだ!!2022/12/03

Wataru Hoshii

4
NHK Worldのウェザーキャスターとしていつもお世話になっている森さやかさんの著書。地球温暖化が日本と世界にどのような異常気象をもたらしているのかを、わかりやすく、かつユーモアをもって説明してくれていて、この分野の入門書として非常に面白い。線状降水帯やスーパー台風のメカニズムもよくわかるし、何より重苦しくなりがちなこの話題を明るく前向きに伝えてくれるところが、やっぱりさやかさんらしい。個人的には、2019年に発生したサイクロンの名前が「キャー」、2020年が「アンパン」であることにめちゃ受けました。2022/10/23

siomin

2
昨今の異常気象を取り上げた一冊。著者の写真が表紙にドンとあるから内容は期待していなかったが,読んだら世界各地に起きている異常気象や気象の研究を紹介しているから,ためになるのは間違いない。気象は単純なメカニズムではなく,この対策をすればよいと簡単に言えるものでは無いのかな。マサチューセッツ州では異常気象で停電が続いたため十月十日後に出産が多くなったとか,気温が高くなるとメジャーリーグで報復死球が増えるとか,よくそんな研究成果があるなあ(そしてよくそんなデータを著者が調べ上げたなあ)と思います。2022/12/15

こば

1
今実際に起きている事、これから予想される事、改善に向けての研究がわかりやすく書かれている。今後のどう行動すべきか、考えた。2023/09/28

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