内容説明
ちょっとだけ、とくべつな自分へのご褒美。修道院の売店で、自分のためのおみやげを買いました。
目次
第1章 修道院へ。お菓子と手仕事を巡る旅(シトー会伊万里の聖母トラピスチヌ修道院;山口カルメル会教会の母マリア修道院;福岡カルメル会カルメル山の聖母修道院 ほか)
第2章 口にすると、心に光が満ちてくる。修道院の乙女菓子(修道院の乙女菓子;大分修道院紀行;教会のカフェ時間)
第3章 きっと大切な宝物になる。修道院の雑貨と紙もの(不思議のメダイ;修道院のお菓子や雑貨を買いに。京都編;修道院で、自分へのご褒美を ほか)
著者等紹介
柊こずえ[ヒイラギコズエ]
編集者。喫茶店のモーニング研究家歴20年以上。「修道院の手作りもの」愛好家でもある
早川茉莉[ハヤカワマリ]
編集者。『すみれノオト』発行人(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まりお
54
日本の修道院、そこにいるシスターの方々が作ったお菓子やロザリオなどの紹介。日本に修道院?実際にあるのです、知らないだけで。私もその一人です。知らない世界に興味津々で読み進めました。行ってみたい、見てみたい、買ってみたいと思いを膨らませながら読みました。どのお菓子も綺麗で、丁寧に心をこめて作られてました。知らない世界に触れただけでなく、実際に行きたいと感じられる一冊です。2020/03/07
ann
50
毎年年末前あたりにお取り寄せする、那須トラピスト修道院のガレット。実は昔から修道女に憧れていたが、滋味溢れる素朴な焼き菓子をきっかけに、全国の修道院に興味を持ち始めるのに時間はかからなかった。今年こそ勇気を出して鎌倉レデンプトリスチン修道院を訪れてみたい。Ananoのメダイはいつの日にかこの手のひらに乗せたい。クリスチャンではないけれど。2016/01/21
みっこ
50
宗教施設として一番身近なのは神社やお寺ですが、高校時代ミッションスクールに通っていたこともあり、教会や修道院もまた馴染みのある場所だったりします。こういう考え方は固有の宗教を持つ方には理解されないかもしれない。でも純粋な祈りの場所は宗派を関係なく、どこも美しいと思うのです。シスターたちが丁寧に大切に作り上げたお菓子や小物はどれも素敵で、ぜひ手にとってみたくなりました。写真も豊富でなんだか懐かしい気持ちに…。いつか修道院を訪ねてみたいです。2015/04/13
これでいいのだ@ヘタレ女王
31
私自身はクリスチャンではないのだが、縁あってミッションスクールの武蔵野のキャンパス、洋館の学生寮で幼少期を過ごす時間が多く、この本に描かれている修道院の生活に近い寮生活を学生時代送り 今また旅先で 教会や修道院に行く機会が多い。この本との出会いもまた その1つの導きかな と感じた一冊。ページを繰ると心がどんどん穏やかになる。心身の不調の 今 読むことが出来て感謝2014/10/05
かおりんご
24
積読崩し。修道院の手仕事は、本当に素晴らしい。特に、伊万里焼の聖家族と、スリッパが気になります。こんなに祈りを込めて作られていたら、いいものに決まってます。教文館を覗きに行こう。2021/12/12