内容説明
ひとりで早起き、片づけ、お手伝い…「子育てブラック・ジャック」が教える、子どものベストを引き出す子育てのコツ。0歳~小学生思春期にも応用可能。
目次
1章 子どもによい習慣を身につけさせるには「叱りゼロ」で(「片づけ大好き」な子どもに育てる褒め方と褒め言葉;約束を破ったときに叱るよりも、できたときに必ず褒めるほうが効果的です;「自分から進んでやる子」に育てるには、「偶然」のタイミングが大切です;子どもが真剣にやったことなら、褒めポイントを探して百通りの言葉で褒めましょう)
2章 子どもの性格ではなく行動の特徴に注目すれば、気になるクセも直せる(危険なクセ、どうしてもやめさせたいクセを直すには?;「性格」のせいにして叱るだけになっていませんか?;「なんでできないの?」「どうしてやらないの?」と問い詰めても、子どもの行動は変わりません;子どもの「すねるクセ」も、親の対応次第で変えられます)
3章 子ども主導ではなく親主導が「我慢できる子」を育てます(先延ばしにしたがる子に一度で言うことを聞かせるコツ;「やっちゃダメよ」を守れる子にするためには;納得できないとすぐキレる子に育てていませんか?)
4章 「自分からやる子」に育てるために大切な「子育てビジョン」(「こんな子に育ってほしい」と具体的に言えますか?;子どものやる気を引き出すちょっとした仕掛け;子どものピンチに一緒に向き合うために大切なこと)
著者等紹介
奥田健次[オクダケンジ]
登校拒否の子から発達障害のある子の問題行動まで、たちどころに直す手腕から「子育てブラック・ジャック」の異名をとる心理臨床家。専門行動療法士、臨床心理士。現在、桜花学園大学人文学部准教授。わが国において家庭出張型セラピー『自閉症児のための家庭中心型指導(home‐based intervention)』を開始した草分け的存在であり、全国各地で家族支援を行なっている。その後、ABAソリューションを立ち上げ、日本のみならず世界各国からの治療要請に応えている。行動上のあらゆる問題を解決に導くアイデアと技術、指導プログラムの緻密さは他の追随を許さないと、国内外の関係者から絶賛されている。1999年、内山記念賞(日本行動療法学会)を受賞。2003年、日本教育実践学会研究奨励賞受賞。2008年、第4回日本行動分析学会学会賞(論文賞)を受賞し、行動科学系の二大学会で初のダブル受賞者となった(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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