出版社内容情報
小さなイライラ、不安、孤独。大小さまざまな心の荷物をすっかりおろして、自由な心を取り戻す。合理的でラクな生き方をする練習。
内容説明
不安も、孤独も、ストレスも「心の荷物」を降ろせば人生は自由になる。ブッダと始める心を軽くする練習。
目次
はじめに 気が重たい毎日は“心ひとつ”で軽くなる
第1章 重たい日常はどこから来るか?
第2章 自由への道は、どこにある?
第3章 負の重力を越えてゆこう
第4章 いざ、心を解き放つ道へ
第5章 人生観をひっくり返す
第6章 「現実の檻」を抜け出そう
最終章 “心の出家”として生きてゆこう
人はいつでも自由になれる
著者等紹介
草薙龍瞬[クサナギリュウシュン]
僧侶・興道の里代表。奈良県出身。中学中退後、十六歳で家出、上京。独学で大検(高認)を経て、東京大学法学部卒業。政策シンクタンク等で働きながら、生き方を探し続け、三十代半ばで得度出家。ミャンマー国立仏教大学専修課程修了。現在、インドで社会改善NGOと幼稚園・小学校を運営するほか、日本では単身で「合理的な方法としての仏教」を伝える活動をしている。夏の全国行脚や仏教講座、法話と経典朗読を採り入れた法事など独自の活動を展開中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
油すまし
48
(抜粋)思えば人生は長いのです。ひとつの自分のまま過去や性格や価値観もひっくるめた「これまでの自分」を繰り返すほうが、不自然すぎるのです。なにも生真面目に、過去の自分を繰り返す必要は、ないはずです。苦しければ、変わればいい。重たければ、捨ててみればよいのです。生き直せ。また新しい人生を始めよう。2023/04/05
江口 浩平@教育委員会
24
【生き方】草薙龍瞬さんの本はどれも自分の心に染み入るように入ってくるので、今回も迷わず手に取りました。 「人は人であり、自分は自分」「他人はそうかもしれないが、わたしはこうしよう」「これが、わたし(にとって)の真実だ」といった言葉は、これまで私が愛読してきた和田秀樹さんや弘兼憲史さんの本の言葉とも繋がり、背中を押してくれているような感覚に陥った。苦しみの原因は全て執着。執着を取り除くためには、それに囚われずに眺めること、感覚に意識を移すこと、執着を感じているそんな自分に気付くこと。2022/01/05
星々
20
頭に浮かぶ言葉やイメージ、過去の記憶など、すべての想いが妄想。自分の価値や正しさを確認したくて、いろんな思考をめぐらせる。心の荷物にすぎない。すぐに忘れてしまうこともあれば、絶対消えない過去がある方が不自然。「忘れられない」「変わらない」のは執着しているから。2023/05/20
西
20
「この瞬間に苦しみはない」いかに自分が妄想に苦しめられているか。実際にどう思っているか分からない他人の心の内を妄想して、増殖して、自分を苦しめているか。自分を過大に見せようとして苦しんでいるか。そして得ているものがそれほど価値のあることなのか。自分の内面をもっと見つめなおさないと。本当に何が価値あることなのか。自分にとらわれ過ぎていないか。不要なものを手放して、もっと楽に生きられるように2022/12/25
スリカータ
19
ずっと仏教のことが記されているのかと思ったら、草薙さんの半生記のような本だった。「他人」を「人さま」と変換すると良い、というのは是非私も取り入れたい。何事にもゆるやかな距離を保ち、束縛を受けず生きられそうだ。2022/08/17
-
- 和書
- 超古代神字・太占総覧