内容説明
この世に「サービス業」はない。ホイチョイ・プロダクションズのブレーンが贈る「おもてなし」の秘技。
目次
1章 視点―view point!(そのエスカレーターは下るか?;かゆいところに手が届く;アナログであれ;遊び心;余計なサービス)
2章 軸足―Position!(初心に帰る;身の丈大;引く勇気;余裕を持つ;プロであること)
3章 行動―Action!(汗は無駄にならない;一期一会;理系のサービス;相手を立てる)
4章 技能―Skill!(隠さない;ミスをゆるす;災い転じて福となす;お客扱いしない;サービスに王道はない)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
sigh
2
さらりと読めるけれど、心に残る一冊だった。相手の気持ちで考えて行動する。そして期待を超えたとき、感動を生む。分かっているけれど、実行するのは難しい。「人の心を動かすのに、汗に勝る王道はない」のなら、がんばろう、という気持ちになれた。ちなみに、うちの上司は「お客扱いしない」スペシャリスト。あの対応は本当にすごい。2012/05/04
みーたん
2
サービス業にかかわらない人、ごく普通にくらす人であっても、この「サービス」のこころ、「サービス」精神を持てれば、人との交流にもっと、深みや絆が出てくるのだろう。信頼関係を築くことや、人とコミュニケーションをとることは、楽しくて、素敵なことだと感じる。2009/09/28
芸術家くーまん843
1
・サービスとは、自己満足の道具じゃない。何よりも大切なのは、相手の目線に立つこと。目を凝らし、耳を澄ませば、相手のかゆところが見えてくる。・ビル・ゲイツはエコノミークラスに乗る。エコノミーで移動し、ランチはマクドナルドでチーズバーガーを頬張る。そうすることによって、平均年収4万ドルのユーザーたちが抱えるニーズや嗜好を肌で感じ取れる。・優れたサービスは、アナログである。理詰めではなく、人間の感覚とリンクしているもの。だから扱いやすく、理解しやすい。・大事なのは、さりげない気配り。できる店は、その距離感が絶妙2013/01/20
sakuta10w
1
サービスに王道は無い。全てはサービスを受ける相手の立場に立って世界を見ることから始まる。心が込もっていることがサービスと成り得る。全ての仕事はサービスであるべき。2012/10/04
k_jizo
1
★★相変わらずのテンポの良い文章。あっという間に読め面白かった。A6ノート…のまとめかたをと思っていたら巻末にマインドマップが載っていた。恐るべし2009/09/21