内容説明
こころが、ほっとする。少し、やさしくなれる。少女漫画家が描く、大人のための小さな絵本。
著者等紹介
吉野朔実[ヨシノサクミ]
1959年2月19日大阪生まれ。写真で見る限り幸福そう。同年10月、父の転勤で熊本に。暑い夏と夕立の記憶。1964年東京。1965年自家中毒をおこして幼稚園ろくに通えず。小学校、中学校無事卒業。1973年千葉。高校、短大、無事卒業。寒い冬と賢い友人と、賢くない友人に恵まれる。1980年集英社「ぶーけ」にデビュー作が載る。1985年独立して東京で仕事。現在に至る。漫画作品は、『月下の一群』『少年は荒野をめざす』『ジュリエットの卵』『エキセントリックス』『僕だけが知っている』『恋愛的瞬間』『グルードを聴きながら』等、多数。詩画集『もっと幸福な一日』、イラストエッセイ集『眠れない夜には星を数えて』、絵物語『プレゼントあげる』(大和書房)、本に関するエッセイ漫画『お父さんは時代小説が大好き』『お母さんは「赤毛のアン」が大好き』(本の雑誌者)等の著作もある
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
稽子
6
○絵本。うっ、さすが吉野朔実。かわいいし、楽しいし、じんわり切ない。このセンスが好き。2022/09/28
gelatin
3
★★★(★) ラスト1ページに持っていかれた。吉野朔実の「大人の絵本」シリーズの一冊。春のいい香り、運命に抗わない、名前をもらう、そして音楽。こうしてエッセンスだけ拾い集めると、本当に吉野朔実そのもの。漫画のような美麗な絵を期待するとあれれという感じだが、根っこのところは変わらないのかも。2015/04/15
ゆきだるま
1
「嘘です」からが涙出そうになった。2016/11/14
みかん@道北民
0
ましまる(顔つき座布団)の大冒険。ましまるかわいいですvもとの持ち主のお兄ちゃんもよくずっと探してくれてたなぁ。2011/02/26
そら@真面目にダイエット中
0
洋服の生地で作られた顔つき座布団ましまるが、無くされたり拾われたり蹴られたり捨てられたりしながら、また元の持ち主のところに戻ってくる、という物語です。微妙な面白さです。2010/07/02