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内容説明
デュシャンなしに20世紀美術は語れない。デュシャンの遺した表現とは何か。1987年、デュシャン生誕百年のフィラデルフィアの出会いから10年目、著者はデュシャン解釈に新しい1ページを開示する。本書はマルセル・デュシャンによる現代美術の制度化を分析しようとした試みである。
目次
1 美術の「制度」(「何でもあり」;レディメイド;転身;ミュンヘン;処女と花嫁 ほか)
2 表現論(現在軸―ゲルハルト・リヒター論;生成軸(普遍軸)―アントナン・アルトーのデッサン
時間軸―ビル・ヴィオラ論)