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依存症から回復した大統領夫人

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  • サイズ B6判/ページ数 317p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784479570134
  • NDC分類 936
  • Cコード C0098

内容説明

輝かしい将来を約束された若きワシントンの下院議員一家。美しく聡明な妻ベティ、三男一女の4人の子供たち、華やかな社交生活。そして夫はついにアメリカ大統領に!まるで絵に描いたような幸せ。すべてが完璧に見えた…。しかし、一家には「家族の秘密」があった。ファーストレディは、長い間、ある「問題」を抱えていたのだ。家族の愛ある決断、専門家の援助、本人の“気づき”が奇跡を生む。自分の手に負えなくなっていた人生を、我が手に取り戻すまでの“回復という喜び”を率直に語った、勇気と感動の書。

目次

大統領の涙
家族の決断
酒とバラと薬の日々
私がアルコール依存症ですって!
回復のためのプログラム
ベティ・フォード・センターの奇跡
ちいさな野望
君は脱走しなかったね
最高の心配りと愛情
アルコール依存症の半分は女性です
新しい人格に生まれ変わる
バラよ、おまえは病んでいる
神さまが面倒をみてくださる
人生を自分の手に取り戻すために
回復という名の至福
我が家に戻るということ

著者等紹介

フォード,ベティ[フォード,ベティ][Ford,Betty]
第38代アメリカ大統領、ジェラルド・R・フォード夫人。1982年、アルコールと薬物依存症の専門治療施設である「ベティ・フォード・センター」を設立。現在も会長(Chairman)を務める

水沢都加佐[ミズサワツカサ]
1943年生まれ。学習院大学卒、日本社会事業大学研究科終了。75年よりカリフォルニア州メサ・ビスタ・ホスピタル、UCLAオリーブ・ビュー・ホスピタル、ベティ・フォード・センター、アリゾナ州メドーズ等でアディクション問題へのアプローチ、家族プログラム、インタベンション、集団療法、グリーフ・ワーク、ナラティブ・セラピー等のトレーニングを受ける。神奈川県立精神医療センターせりがや病院心理相談科長を経て、現在は(株)アスク・ヒューマン・ケア取締役研修相談センター所長

二宮千寿子[ニノミヤチズコ]
1952年東京生まれ。国際基督教大学人文科学科卒
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

くさてる

7
元アメリカ大統領の夫人として、長年夫を支えてきたベティ・フォード。けれど彼女は長年、アルコールと鎮静剤依存の状態にあって、やがてその現実と向かいあわなくてはならなくなった。彼女が治療に向かうプロセスと家族や周囲の支えなどが、証言も多く引用され分かりやすく語られます。とりあえず環境と文化の違いが大きすぎるので、なんだか遠い話かなあと思いきや、彼女の抱えていた劣等感や女性が依存症になる意味というあたりは共感を誘うものがありました。ただ、生々しさには欠けるのが、物足りなく感じる人もいるかもしれません。2014/07/05

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